第176回は、 日産自動車『スカイラインシリーズ』 3車種をご紹介します!車名についている“TI”はツーリングインターナショナルという意味だそうですよ。スカイラインHT2000TⅠ-ESの専用色だと言われているワインレッドメタリックはオシャレで私好みです ♥︎ (あぁこ@ロレンス編集部)
日産 スカイラインセダン1600TⅠ-A(1981年)
TⅠシリーズのベーシックモデルで、発砲ビニール地のシート、リアデフォッガー、フロントにディスクブレーキというのが主な装備。エンジンはZ16(S)型で、95PS、13.5kgmとおとなしい仕様になっている。もっとも、上級車の1600TⅠ-Lも、エンジン関係はまったく同じものだ。ボディ型式も1600は4ドアセダンのみで、この1600TⅠ-Aは車重も1045㎏と一番重い。タイヤは6.45-13-4PR(1600TⅠ-L、1800TⅠとも)。
日産 スカイラインセダン2000TⅠ-E(1981年)
2ℓシリーズのベーシックモデルだが、装備は足まわりにセミトレーリングアーム式独立懸架(後)、リアスタビライザー、4輪ディスクブレーキと豪華さも充分。ヘッドライトHT、セダンとも、2ℓシリーズにはリアウインドワイパーも標準装備されている。トランスミッションはOD付5速フロアが標準(1600、1800シリーズは4速フロアが標準)で、もちろん3速AT仕様も選べる。
日産 スカイラインHT2000TⅠ-ES(1981年)
TⅠ-E・Sはシリーズ中の最上級グレードとしてHT、セダンに用意される。サスペンションのフロントはシリーズすべてストラット式独立懸架であるが、TⅠ-EとこのTⅠ-E・Sのみ、リアにセミトレーリングアーム式独立懸架がおごられる。エンジンは2ℓ仕様に共通のZ20(E)型で、120PS、17kgmを発揮。シートはセダンTⅠ-E・Sと同じくフルフラットリクライニングが可能。ブレーキは4輪ディスク(2ℓ仕様共通)。