2005年までエンジン供給メーカーとしてロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦していたが、中々成績を残せず参戦を休止していたKTMが2017年、MotoGPクラスにマニュファクチャラーとしてのファクトリー参戦を宣言!実に12年ぶりの復帰に注目を集めています。
すでにモトGPマシンRC16のプロトタイプは完成しており、マシンの基本構成は、ニューマチックバルブとシームレスミッションを採用したV4エンジンを、トレリスフレームに搭載したもの。元GPライダーであるランディ・ドゥ・ピュニエやミカ・カリオ、アレックス・ホフマンがテストを重ねている。さらにテストチームの要として、レプソルホンダでダニ・ペドロサのクルーチーフを務めていたマイク・レイトナを獲得。モトGP活動の経験も豊富な、今後の開発をリードできるキーマンを獲得したことからも、KTMの本気度がうかがえるのだ。2016年の第10戦は、オーストリア「レッドブルリンク」で開催されるモトGP。KTMは、おそらくこのホームGPで、具体的な発表をしてくるだろうといわれている。
Moto3クラスの強豪にして、パリ・ダカールラリーを15連覇中のKTMのMotoGPクラス復帰。スズキのテストライダーからKTM テストライダーにスイッチしたランディ・ドゥ・ピュニエが着々と開発を進めているKTM-RC16。2017年もMotoGPに大注目です!!
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