MotoGPをはじめとする最高峰のロードレースは、オトコの世界というイメージを持つ人は多いでしょう。でもMoto3では今、唯一の女性ライダーが参戦してその活躍が注目されています(タイトル写真は2014年度のマリアです)。
4歳のころからバイク乗り!
スペインのトレド、オルペサ生まれの19歳のマリアは、4歳のころから父の指導でモーターサイクルに親しんだという英才教育を受けた女の子です。彼女がまず頭角を現したのは、2013年のスペイン選手権。エストレージャ・ガルシア・0,0のジュニアチームからエントリーしたマリアは、4度表彰台を獲得して最終戦までタイトル争いに加わり、ランキング4位を得ました。
2014年には、FIM・CEV・レプソル・インターナショナル・チャンピオンシップに挑戦。開幕戦の第2レースでは、女性ライダーとしては史上初の優勝を飾る快挙を達成します。2015年からはハスクバーナに乗り、Moto3のフル参戦をスタート。9ポイントを獲得し、ランキング29位という成績を残しました。
ハードルは高いけど・・・頑張って欲しいです!
2016年はKTMのマシンでMoto3に参戦。現時点で獲得ポイントは4で、ランキングは28位につけています。フル参戦を開始してからは、目覚ましい成績は残せずにいますが、へこたれることなく頑張って欲しいと思います。ロレンス読者のみなさんも、彼女を応援しましょう!
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