2005 DUCATI Desmosedici GP5:
ブリヂストンタイヤを武器に日本、マレーシアと2連勝
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
2005年型でワークスチームではタイヤをブリヂストンにスイッチしてマシントータルでの戦闘力を向上。第12戦の日本グランプリで2年ぶりの勝利をポールtoウインで飾ると、続く第13戦のマレーシアでも連続ポールtoウイン。第14戦カタールGPでもポールポジションを獲得するなど、後半になるに連れてさらなるパフォーマンスアップを果たしている。
タイヤをミシュランからブリヂストンにスイッチし、ロリス・カピロッシが2度のポールtoウィン。そして、ポールポジションの獲得率が上がるなど、明らかな戦闘力の向上を見せた。
2006 DUCATI Desmosedici GP6:
990cc最終年に4勝を挙げるも タイトルには一歩届かず
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
カピロッシのライディングにより優勝3回、ランキング3位を、そして最終戦ではTベイリスが優勝するなど大躍進した2006年型。250PS近い最高出力を絞り出し、とにかくエンジンがパワフルでその吹け上がりの鋭さはMotoGPマシン随一。緻密にプログラミングされたコンピュータ制御の効果で、路面に効率よくパワーを伝えることができ、車体の安定性も高かった。
MotoGPへの参戦を開始して4年。2004年に1度は停滞したものの、参戦シーズンからの好調な波を取り戻しつつあるDUCATI。前年総合7位のセテ・ジベルナウを起用するなど、チーム体制にも力を入れ、勝利を目指した。
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