量産車世界最高速競争の激化。そんな時代に生まれたオートバイの中で唯一、生き残ったのは 隼のみ !その魅力は恐るべき速さや、類い稀なドライバビリティだけでは到底、説明がつきません。 この連載では、モーターマガジン社全面協力の元、同社出版誌である【GOGGLE】より、“隼”が現代まで生き残った本当の理由を紹介をしていきます!

どれだけ「誰でも簡単に乗れる」と言っても、なかなか信じてもらえない。だったら、女子ライダーに乗せてみましょう。ということで、隼のライディングに初挑戦したライダーがこのお方。

隼の異次元の乗りやすさを実証するために選ばれたライダー、ちぱるさん (GOGGLE&モーターマガジン社)

画像1: GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

ちぱるさんにとっての隼は、中型免許をはじめて取ったころからちょっと異質な存在だったそうです。ですが、隼は免許とりたての頃の“憧れのバイク”のひとつだったという。

画像2: GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

重量にして260kgオーバー。総排気量1339cc。身長160cmで非力な女性にとっては明らかに不安要素の多いオートバイ。唯一の安心はギリギリ両足が地面に届くこと。乗り出す前は堅い表情であったちぱるさんですが、ライディング後の彼女の第一声はとても意外だったのです。

「緊張しました。でも!なにこれーなんですよ! 走り出してほんとすぐ。クラッチが全部つながった瞬間に『あ、大丈夫だ』って思ったんです。でもこれ隼ですよ」
GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

画像3: GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

また、この時期はちょうど真冬のインプレッションでしたが、寒さの厳しい時期だったにもかかわらず、彼女はさらにこう答えます。

「寒いとか感じてる場合じゃなかったですよ。もうスムーズすぎて、動き出した瞬間からすごい安心感。どこからアクセルを開けても、ギアが何速でも関係なく気持ちいい。コーナーでも自分がうまくなったみたいにバイクを寝かせられるんです。がんばってないのにグインって曲がるんですよ。重いのに、まったく重いなんて感じなかった。隼ってもっとキツいと思ってたのに長距離だって走れそう。快適スムーズです!」
GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

これこそが隼。どんなライダーでも、安定したライディングへと導いてくれるのです。
実際、世の中には隼乗りの女性ライダーもたくさんいます。その理由のひとつが、この彼女の感想なのです!

「数ミリ開けたら、もう100km/hでした。振動もなくて、何をしても何も起きないんです。バイクじゃないみたい。力強くトルクが沸き上がってくる。でも隼は優しくて、全然急かしてこなくて、静かにリードしてくれて、押しつけがない。静かに速いってカッコイイですね!
GOGGLE&モーターマガジン社( 撮影/柴田直行 モデル&ライダー/ちぱる)

彼女にとって今まで乗ってきた中で、今回の隼がおそらく最も「速い」オートバイだったはずでしたが、意外にも簡単に乗りこなせてしまったのです。また、女性が乗っても重さも感じさせないのが何よりの驚き!
今回のインプレッションで、性別関係なく楽しめることができるバイクだということを、ちぱるさんが証明してくれました。

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