今シーズンのモトGPの開幕までにはまだ時間がありますが、勝負は事前の準備から始まっております。今、マレーシアGPの開催地であるセパンでは、各チームが参加するオフィシャルテストで賑わっております。
初日はヤマハファクトリーがワンツー!
1日の初日は、昨年度のモトGPクラス王者のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が最速ラップを記録。2番手はランキング2位に泣いたバレンティーノ・ロッシがつけ、ヤマハファクトリーはワンツーでした。3番手はHRCのダニ・ペドロサ。HRCのエースであるマルク・マルケスは7番手でした。
2日目はなんとダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップタイムを記録!
2日は、ロリス・バス、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサ、ティト・ラバット、ヨニー・エルナンデェス、ポル・エスパルガロが転倒を喫する荒れた状況でしたが、ドゥカティ・サテライトのOcto Pramac Yakhnich所属のダニロ・ペトルッチが一番時計をマーク。初日トップのロレンソは2番手。以下、ドゥカティ・サテライトのAvintia Racing所属のエクトル・バルベラ、マルク・マルケス、カル・クラッチロー(LCR Honda)、そしてロッシという順番でした。
新しいミシュランタイヤと新しい電子制御レギュレーションで、勢力図の変化にどのような影響があるのかが注目されましたが、今の所はやはりワークス強しとも、サテライトの下克上もあるとも、なんとも判断がつきません・・・あくまでテストはテストで、まだ始まったばかりですからね。
なんにせよ、開幕までの公式テストでどれだけ各チームが戦闘力を煮詰めていくのか、ロードレースファンじゃなくても目が離せないですね!
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