私がバイクでのスポーツ走行の練習を始めたきっかけ。それは、レースクイーンとして全日本ロードレース選手権に初めて行った日、ピットのモニターで見たレースの集団でのコーナーの侵入、立ち上がりがあまりにも綺麗で、『私もあの中に入りたい』と思った。ただそれだけ。
※注 全日本ライダーになりたいと思った訳じゃありません(笑)
その頃の私はレースには興味が無く、バイクでコーナーを曲がる時、バイクを寝かせながら侵入していく事、バイクを起こしながら立ち上がっていく事なんて全く知らなくて、そのコーナリングの光景がまるで、シンクロナイズドスイミングの団体演技のように見えた。
『あたし!!あれがやりたい!!!』
練習開始
あれがやりたい!と思ったのはいいものの・・・あれってどうやるの?(笑)
いろんな人に協力してもらい、サーキット走行の練習を開始したものの、、、、怖い・・・・バイクを寝かすどころか、アクセルを全開にする事すら怖い(つд⊂)アクセルを開けて、ある程度のコーナー侵入速度が無いとバイクを寝かせながら曲がる事はできないので、まずはそこから練習。
むーりー!!!だってさ!だってさ!止まれなかったらどうするの?曲がれなかったらどうするの?そんな無理で頭がいっぱい。
コーナリング中だけど・・・地面遠いよ。。。
motoGPに参戦中のマルケスさんなんて肘まで擦っちゃうバンク角・・・・いや!これ・・・転んでるでしょ・・・絶対転んでるよね?(笑)
ほーらー!!転んだ!!そんな言い訳をしながらも、実際に挑戦してみるとホントにホントに地面が遠くて、プロのライダーさん達のバンク角なんて、転倒しているとしか思えないレベル。
ちなみに、motoGPクラスのライダーじゃなくても、一般的にこれぐらいのバンク角でレーシングライダーの皆さんはコーナリングするみたい(@_@)
そんなの無理かも。。。と、やりたい!!の葛藤の中で、やっぱり諦めきれずに仕事の合間を縫って猛特訓。
『無理かも・・・じゃなくてやるんだ!!!』
何だか少しずつ地面が近付いて来たと同時に、全く信用できなかったバイクと体の距離も近付いて来た気がする(*´▽`*)
そう。重要なのは気持ち!!!やっぱり怖いと思ったら体が硬直してしまい、バイクの動きも固めちゃうから思ったように曲がらない。
じゃあ、どうして怖いのか。
それはやっぱり、自分の運動神経とか、バイクの運転技術とか、バイク本体の整備とか構造とか、自信の無いもの、得体の知れないものに自分の命を預けるのは怖いに決まってる。だから私は乗れば乗るほど、バイクの事が知りたいと思う。もっとバイクの事を知れば、もっと距離が縮まって、もっともっと信用できるようになる。恐怖が無くなると体の力も抜けて、もっともっと安全にしかもハイレベルなライディングができるようになる。そうやってずっとずっといつまでもバイクと関わっていきたいと思う。
そんな私のへっぽこライディング特訓中の動画をお楽しみ下さい(笑)
まだまだマシンの操作に自信が無いのでコーナーの侵入はギクシャクしてるけど、ちょっと地面が近付いた!!!という事で(笑)
まだまだイメージしてたコーナリングには程遠いけど、今の目標はバイクのインプレッションがきっちりできるレベル。これからもバイクと仲良くなる為に日々奮闘して行きたいと思うので、生暖かく見守って下さいね(*´▽`*)