サンマリノGPでも優勝を逃したドゥカティだが・・・

シーズンスタート時には、今季のドゥカティの優勝達成は時間の問題、と思われていましたが、なかなか達成できず、ついには13戦目まで終わってしまいました。

しかし、光明は見えているようにも思えます。

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MotoGP第13戦サンマリノGPは、目まぐるしく天候が変わるコンディションの下で開催されました。レーススタート後、数ラップを終えたところで、雨が降り始め、すぐに雨足が強くなったため、全チームはタイヤ交換を選択しましたが、レース半ばには雨が止み、路面が乾いたおかげで、再びドライセットアップのマシンへの乗り換えを余儀なくされました。このタイヤ交換のタイミングがレースの勝敗を分けたと言えます。
結局ドゥカティチームのアンドレア・イアンノーネは、7位でチェッカーを受け、アンドレア・ドヴィツィオーゾも3列目からのスタートながら8位で完走。

ライダーズランキングでは、159ポイントのイアンノーネが4位をキープ。128ポイントのドヴィツィオーゾは、ブラッドリー・スミス(YAMAHA)に抜かれて6位にランキングを落としましたが、コンストラクターおよびチーム部門では、ドゥカティおよびドゥカティチームが、それぞれ3位につけています。

Ducati Corseゼネラルマネージャー、ルイジ・ダッリーニャさんは以下のようにコメントし、難しいレース展開における判断ミスを悔いています。

「今日は難しいレースだった。しかも、天候が目まぐるしく変化して、余計に難しくなった。結果的に、ピットインのタイミングがリザルトを大きく左右した。残念ながら、2名ともタイミングが遅れたが、あの状況でウェットかドライを判断するのは非常に難しかった。だが、レース終盤に向かうにつれて、良いペースで走行できていたことも事実だ。もしも戦略が正しかったら、ふたりとももっと良い順位でフィニッシュできていたかもしれない。」

しかし、それは後の祭りでもあるし、誰にも何が正しかったと予見することはできなかったということです。ダッリーニャさんの雪辱への想いと、二人のアンドリアの巻き返しに期待しましょう。

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