小学生のお子様がいるご家庭でありがちな悩み事・・・それは8月31日に、「ウェ〜ン、宿題終わらないよ〜!」とガキ・・・失礼しました、お子様が泣き叫ぶような事態が発生することでしょう。お子様たちの夏休みは始まったばかりですが、このような深刻な事態を招かないために、夏休みの宿題はとっとと終わらせるが吉、ですね。
しかし、フツーの設問式の宿題なら淡々とこなしていけば良いのですが、自由研究ってのがやっかいなんですよね。観察日記・・・当たり前すぎる、昆虫飼育・・・当たり前すぎる、天気日記・・・芸がなさすぎ!(※すみません、個人の感想です) やはり華麗なるモーターライフをお過ごしであろうロレンス読者諸氏のお子様には、それなりにハイレベルな自由研究をオススメしたい次第です。
木で作ったエンジンパーツの可能性を追求!?
そこで考えたのが工作ネタです。物事の原理を理解した上で、実際に手を動かして現物を作る・・・ビデオゲームやスマホゲームばっかりやっているクソガキ・・・失礼、現代っ子ばかりの昨今、バーチャルではない現物を作る行為の尊さを、先生たちにアピールするには非常に良いのではないでしょうか?
この記事では、読者諸氏とお子様の参考になりそうな工作例を紹介いたします。参考になれば望外の喜びです。まずは、ベトナムで作られたらしい、木製のモーターサイクル用エンジンのピストンです。これならば木の丸棒と彫刻刀と根性があれば、小学校低学年のお子様でも簡単に作れそうですね?(←テキトーな見積もり?)。
もうちょっと、実用性がありそう?なのがコチラ。
え・・・? 小学生低学年が、2ストローク単気筒の吸気・排気系パーツ外して、シリンダーヘッドとシリンダー外したりしてから、こんなピストンを木で作って、組み立てて動かすなんてことできるわけないだろ!・・・とみなさまはおっしゃりたいわけですね? それもごもっともですね(チッ、うるせーな、反省してま〜す?)。
それではコチラはいかがでしょう? サイドバルブ方式の4ストローク汎用エンジンの、シリンダーヘッドを木で作ってみた!という動画です。吸気・排気バルブがそれぞれシリンダー側にあるので、シリンダーヘッドには点火プラグが付くだけのシンプルな構造です。厚みのある平板に彫刻刀などで燃焼室を彫り込み、あとは点火プラグのスレッド付きホールを設けるだけです。簡単でしょ!?
最後は、工作の王道と呼べる例をご紹介します。
え・・・? サイドバルブ式の汎用機とか、どうやって小学生が入手するんだ! こんなのできっこないだろ!・・・ですか・・・。ご親戚に石油発動機とか汎用エンジンの愛好家がいたら、これくらい簡単に入手できるかな・・・と思ったのですが・・・(チッ、うるせーな、反省してま〜す?)。
それでは、このようなエンジンベースがなくても、フルスクラッチで作れる木製エンジンをご紹介しましょう! これ、夏休みの自由研究として学校に提出したら、お子様はヒーローとして同級生たちに崇め奉られること間違いなしです!!
こちらの動画をご覧になれば、その構造と作動原理がよくわかると思います。必要なのは動力源となるブロアー・・・これならホームセンターなどで購入可能なので、どのご家庭でも用意できますね。でも、実際これ作るとなったら、木工旋盤とか、せめてボール盤と丸ノコはあったほうがいいですね・・・あ、ご親戚に家具職人とかいる方限定で、ということで(苦笑)。まぁ参考になった方もならなかった方も、それなりに?楽しい夏休みをお過ごしください。では、二学期までごきげんよう!