みなさんSUZUKIのコンセプトバイク「NUDA」って知っていますか?
1987年SUZUKIのコンセプトバイク「NUDA」
コンセプトバイクとは通常走らないものですが、このNODAは「実際に走ること」がテーマ。
見た目は割と普通のような気がしますが、中身は最新システムが組みこまれた超ハイテクで近未来化を追求したバイクなんです。
「NUDA」はカーボン・ファイバー製でモノコック・フレーム。エンジンはGXS-R750Rの油冷エンジンのヘッドを水冷化。そして一般的なステアリングハブではなく、パワーステアリングを搭載。おまけにフルタイム・フルオートの2WDの駆動システムが特徴的!
あまりに盛りだくさんすぎて、テストライダーは怖がるほどのバイクだったのだとか。
このNUDAは、1985年の東京モーターショーで発表された「ファルコラスティコ」により現実味を走らせるために作ったそうです!
ちなみにファルコラスティコはラテン語で「白隼」という意味があり、現在の「隼」は名前だけ引き継がれたようですね!
流体抵抗を用いた電磁ブレーキが入っていたりとかで、こちらも当時可能なシステムを最大に盛り込むというコンセプトで作られたのですが、どうやら実走化が難しかったらしく、その後に「NUDA」が誕生したようです。
こういう取り組みの経緯を追うと、コンセプトバイクってチャレンジ精神があふれていて、夢があるバイクですよね♩
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