現役ながら史上最強、伝説のオートバイレーサー、バレンティーノ・ロッシ。
彼にはライディングスタイルや陽気な性格など、語るべき点は多くありますが、その中でも外せないのが、ビジュアルへのこだわり!特に、ヘルメットへのロッシのこだわりは目を見張るものがあります!
個性的で、楽しいデザインばかり!見ていて楽しいロッシのヘルメット。
ヘルメットデザインの多彩さは他のライダーの及ぶところになく、毎年2~3つのデザインを使いまわしている。地元イタリアGPでは毎年スペシャルデザインを用意している。2008年イタリアGPでは、自らの顔写真をヘルメット頭頂部にデザインし(ストレートなどで伏せると正面を向くようになっている、この時の顔は「ブレーキングポイントで踏ん張った時の顔」であった)特に話題を呼んだ。
主なキャラクターは月と太陽、ブルドッグ、カメ、ザ・ドクター。好きな色は黄色である。 月と太陽のデザインはロッシ自身の二面性を表しているらしい。
パロディ・自虐ネタが好きで、2004年序盤に4位が続いて迎えた地元イタリアGPでは、ヘルメットに木のメダルをデザインし(金・銀・銅に次いで4位は木という意味。もちろんイタリアの洒落)、「自分には4位がお似合いだ」というメッセージを込めた(結果は優勝)。また不振が続く2006年には、シートカウルが定位置になっているブルドッグのステッカーにランキング1位のライダーと自分とのポイント差を気温差のように表示し、ポイント差が開くとマイナスの度合いが開きブルドッグが凍えていく、という皮肉なデザインを使っていた(普段のブルドッグは暑そうにしている。最大時にはブルドッグはアイスブロックで覆われていたが、その後ポイントが縮まりアイスブロックは撤去された)。
自分自身がファッション好き、というよりは、デザイン性に富んだアイディア豊かな楽しいヘルメットを着用することで、ファンの目を楽しませようとしているのでしょう。ファンサービス精神たっぷりのロッシならではですね!
多彩すぎるヘルメット。貴方はどれが好きですか?
他にもたくさんありますが、私はこちらの黒と黄色のシンプルなコーディネートが一番好きです。表情もめちゃくちゃかっこいい。
真剣にヘルメットのデザインを決めるロッシ。ファンへの愛を感じます。
世界選手権にデビューして以来、ロッシのスペシャルヘルメットのデザインを担当しているのが、Drudi Performance(ドルディ・パフォーマンス)。
こちらは、2012年のムジェロGPでのヘルメットについて真剣に打ち合わせしている動画です。
すみません、イタリア語ゆえに内容がわからないのですが、ロッシの真剣さはよく伝わってきます!まだまだ引退なんてしないで、ずっと私たちを楽しませて!ロッシ!!