"この戦争が終わったら、故郷に帰って牧場を買うつもりなんだ・・・" 映画の場面でそんなセリフが出ると、次になにが起きるのかはだいたいお約束化している◯◯フラグですが、もしも自分だけの遊び場みたいなプライベートトラックを"所有"できたらどんなに良いでしょう?ダートトラック競技を初めて以来、夢のまた夢と妄想していましたが、今般わたくしハヤシ、マジで地面を買いました。

我が家からわずか1時間弱・音OK・水OK・未体験アグリゾーン?の中に

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。いつもなら毎週金曜に更新のこのコラム、新年度への切り替わりに合わせて (あ!エイプリルフール!) 心機一転の個人的大ニュース?をお伝えするべく、今回はあえての1日遅れでお届けしております。

画像1: 我が家からわずか1時間弱・音OK・水OK・未体験アグリゾーン?の中に

我が家の新人たちはこの春から幼稚園の年長&年少クラス。モーターサイクル遊びも自転車も土遊びも探検も大好きですが、早朝出発→深夜帰りみたいにマルっと一日がかりで遠方まで連れ出すのってやはり親も子も負担が大きく翌日の活動に響くし、気軽に毎週・・・というのはなかなか億劫になりがち。まして泊まりがけなんてちょっとした旅行かよ?という。コストもそれなりにかかりますし。

彼らが物心つくまで (運転免許が取れるまで?) はサっと行ってパっと乗って家帰って風呂入ってごはん食べて布団で寝る!みたいな距離感ってチョー大事よな・・・と常々思っていたところ、出たんですよドンピシャ物件が。

当家から高速利用で (道が空いていれば) 50分台!スーパーカブでトコトコ下道行っても1.5時間!そしてなんと最寄りの私鉄駅からだってTAXIで10分ちょっと?これなら新人たちの幼稚園仲間の親子にだって、もしかしたらピクニック感覚で気軽に "初めてのモーターサイクル" を体験させてあげることができるかもしれません。興味ありそうな子、結構いるんですよ。すでにリサーチ済み。キャンプとか野良遊びと同列で二輪ライドをお試しできたら、いいと思うなぁ。

画像2: 我が家からわずか1時間弱・音OK・水OK・未体験アグリゾーン?の中に

モーターサイクルの醍醐味のひとつは、音。オーバルを高回転・高速で周回するトラック競技は特にその運動特性上、写真のようにエンド部口径特大・抜けヌケで野太いサウンドを奏でる (本場仕様なら耳栓して乗りたくなるくらいの) ものが本来は良しとされますが、興味の無い方にとっては間違いなく噴飯モノの騒音でしかありません。

日本じゃありえないこと、と思い込んで?いたんですが、今回筆者が即断で購入したこちらの物件、都心至近の好立地にも関わらず・・・USフルパワーでの複数台走行、いけそうです。周辺環境・地形的に絶妙。辺りに民家集落一切なし。吠えるぜバーボー?

画像3: 我が家からわずか1時間弱・音OK・水OK・未体験アグリゾーン?の中に

本場のプロたちのプライベートトラックではこのくらいの整備用器材が当たり前?とかいうなんとも羨ましいイメージですが、ダートオーバルの整地には大量の水がかかせません→こちらの物件、井戸あります。

真っ平らに均すには様々なテクニックと道具が必要ですが、四駆のトラックとちっちゃなバックホー (ユンボ) は調達済み。前所有者の方が関係を築いてくださったおかげでご近所の農場からトラクターとかブルドーザーとかも借りられそうな気配。労働力は・・・ハヤシの友人の皆さんに声かけて手を貸してもらいましょう。この先ずーっと、ウチの庭でブンブン遊べるんですから、ね。

そうだ、旧知のご近所ダートトラッカーさんに走る管理人をやってもらおう

ウチから近い・・・といってもクルマ飛ばして小一時間。現地の空模様とか地面の状況とかは行ってみるまでわかりませんが (無線ネットワークカメラは路面チェックと防犯?のために導入予定) 、こちらの新トラック (候補地ではなく予定地) 、敷地から距離にしてわずか数キロ・10分少々のところに、足掛け20年来のグルグル仲間、かつてのツインリンクもてぎ時代からオーバルトラックで共に砂塵を浴びてきた年上の友人が長年お住まいなのも購入の決め手のひとつでした。

現地近傍に気にかけて、日頃から見てくれるヒトがいるってチョー恵まれてません?トラックオーナーも管理人も、まだまだ走る気マンマンのダートトラッカーってこの国ではもしかして史上初かもしれない。知らんけど。

営業開始予定・・・?いまのところそういった目論みは全くないのですが!

突然の雲を掴むような話、しかも現地の写真なし、でいまだ半信半疑の方も多いことと思いますが (よりによってエイプリルフールだし) 、筆者はこの場所をパブリックに広く開放する = 走行料金をお支払いいただけばいつでも誰でも走れる "ビジネス・ダートトラック" として営業するつもりは微塵もありません。

まずは家族・友人・そのご紹介の方々くらいまで?が走れるプライベートトラックとして→もしもその先で様々な環境が整ったなら、主宰するレースシリーズの数戦とかが開催できるクラブ専用トラック、として運用したいと思っています。だから当面は場所も非公開。大型連休あたりから整地作業は始めるつもりですが、今はまだ山あり谷ありの凸凹地形ですのでどうぞ悪しからず。

あーでも、アメリカみたいに一定規模のグループ単位での走行、当方の撒水オペレーション・路面整備アリ・然るべき金額での "トラック・レンタル・パッケージ" とかはアリかもなぁ。完全に扉を閉めちゃうつもりじゃありませんのでね、進捗状況はまた、こちらでもご報告したいと思っています。

画像: 営業開始予定・・・?いまのところそういった目論みは全くないのですが!

とりあえずロゴマークはできました。
ハヤシナオミが所有する新プライベートトラックの名称は "スピードランチ・エリア21" です。
以後お見知りおきを。
鉄スリッパ履いて20余年、ようやくありうべきネクスト・ステージが始まりましたよー。

ではまた次週、再び金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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