"フラット" な "ダート" ・・・均質で平滑な走路という前提をイコールコンディションとし、その盤上で丁々発止の駆け引きと超接近戦での攻防が繰り広げられるのが土系オーバルレーシングの醍醐味ですが、路面表土はどのようにして均し、ステージとして磨き上げていくのがよいのでしょうか?

AFTは全米最大級?の重機リース屋と複数年単位でガッチリ提携しています

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。土質もスケールも多種多様な開催地を転戦する年間シリーズ・AFT: アメリカンフラットトラックは、全米に店舗ネットワークをもつ重機レンタル界の最大手、USキャタピラー・レンタルストアと提携し、CATブランドの様々な大型重機を駆使してそのレーストラックのクォリティを維持しています。

画像1: AFTは全米最大級?の重機リース屋と複数年単位でガッチリ提携しています
画像2: AFTは全米最大級?の重機リース屋と複数年単位でガッチリ提携しています
画像3: AFTは全米最大級?の重機リース屋と複数年単位でガッチリ提携しています

どれもこれもエラいスケール感。道路整地用とか農業用とか、いずれにせよおそらく大規模なフィールドで活躍する重機軍団 (もちろん買えばすごくお高い) を駆使することで、前日急に雨が降ったりして一昔前なら "こりゃあレース中止だろうねー?" みたいなコンディションからでもなんとか開催まで持ち直したり (そのトラックの最良のコンディションまで修復できるかは非常に難しいところですが) 、LIVEストリーミングやSNSで即時性をもって発信したい昨今のAFTのお家事情にも合致します。

個人的には3枚目のモーターグレーダという機材、前後輪の間に可動式の排土板を装備して路面を平滑に削り取るやつ・・・が良い仕事しそうで羨望の眼。三次元的にミリ単位で削り角を調整できるっぽくて操縦も結構難しいみたいなんですけどねー。

もしも筆者ハヤシが "自分のトラック" を持つことができたなら・・・?

我が国のショートトラックでは、散水車・ブルドーザー・バックホー (ユンボとかパワーショベルとも) ・ホイールローダー (沖縄県では"シャボ"と通称します→豆知識)・ロードローラー・井桁に組んだ鉄骨トンボ・複数台のクルマで延々周回して転圧するホイールパック、あたりが定番の路面整備ツールですが、これらの機材を一通り全部揃え、トラックコンディションにより臨機応変に対処するというのは財政的にも運用的にもなかなか難しいところ。土質とか整備方法の考え方によって手持ちのカードは変わってくるでしょう。我が国に多いモトクロス場に併設されるオーバルトラックの場合、そこでの主力重機たる不整地整備に適した無限軌道 = キャタピラ系の機材を有効に使いこなす戦略的プランが必要なはずです。

画像1: もしも筆者ハヤシが "自分のトラック" を持つことができたなら・・・?
画像2: もしも筆者ハヤシが "自分のトラック" を持つことができたなら・・・?
画像3: もしも筆者ハヤシが "自分のトラック" を持つことができたなら・・・?
画像4: もしも筆者ハヤシが "自分のトラック" を持つことができたなら・・・?

筆者ハヤシが以前から考えているのは、トレーラーヒッチ式で後部アタッチメントを様々に交換できる農業用トラクター (デカいやつ) がトラック整備には相当使えるのではないか、ということ。自分でバリっと揃えるのは (家が建つ金額だと思われるので) やはりリース?というかこういった車両が活躍する地域こそがホントはレーストラック建造に好適なのかもしれませんよね。うーむ・・・。

"特になにも結論は出ないまま、夢物語は次回へと続きます"

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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