四季は進み秋から冬へ。日に日に気温が下がり霜も降り始めたりして屋外レーストラックの路面を安定的に整えるのが難しくなってくると、ダートトラックレーシングの本場アメリカでは、各地で小規模なインドアショートトラックのレースイベントが開かれる季節になります。スピードの爽快感こそやや希薄ですが、他者を押しのけ前へと進む、満員電車みたいな接近戦もまた趣きがありますよ。

"モータースポーツ競技随一の狭さ" でも戦えるって実は好材料ですって!

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。ここ数年間というもの、忌々しいCOVID-19禍やら幼稚園児 (x2) のお世話やらで自分自身のためにマシンを駆る時間などちっとも確保できずにいる筆者ですが、実戦から離れ過ぎて勘とか筋力とかもメッキリ落ちている (だろう) ことをキッパリ忘れて棚に上げるなら、今一番走りたいのは1周10秒以下みたいな極小ショートトラックで、できれば450cc以上の大排気量マシンを操って・・・少なくとも5台以上で押し合いへし合いしながらガチャガチャと競う、そんなレースです。

画像: "モータースポーツ競技随一の狭さ" でも戦えるって実は好材料ですって!

絶対速度こそ低いですが、ほんの数センチの隙間に自身とマシンをねじ込んで進路をこじ開けていく感じ?他のライダーとの接触なども含め "ヒリヒリするような格闘技感" が堪りません。ちょっと汚くやっつけ過ぎたら、後でキチンと謝れるような明朗な性分じゃないとあまり向いてないと思いますけど。ゴメンナサイが言えない大人にはきっと無理だな・・・。

画像: San Jose Indoor 2011 Open Pro Main Event youtu.be

San Jose Indoor 2011 Open Pro Main Event

youtu.be

いまはまだ傍らにいたらアタマ痛くなりそうな音量、ですけどね・・・

寸止め厳守が極めて難しいこのような "フルコンタクト・ショートトラック" 、ちょっと苦手に思う上品な?ライダーが多いのも薄々承知していますが、そう遠くない将来、例えば電動モーターサイクルがもう少し身近なものになるころ、とか・・・これまで競技の場には到底なり得なかった新たなフィールドを開拓する鍵、"キラーコンテンツ" のひとつとなることはきっと間違いありません。

画像: いまはまだ傍らにいたらアタマ痛くなりそうな音量、ですけどね・・・

しかし屋根付きのこのようなスペース、モータースポーツ以外にはどんなことに使うんですかねぇ。素朴な疑問が尽きません。ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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