筆者イチオシの新鋭18歳!未来の最高峰チャンピオン候補も間違いなし?
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。最高峰プレミアムクラスと位置づけられるスーパーツインズ、各社の市販車改が入り乱れるプロダクションツインズ、そして今日ご紹介する "ホット・ロッド" コーディの参加するシングルスの3クラスによって形成されているる現在のAFTですが、なかでもさらなる上位カテゴリーを目指す若者たちがひしめく単気筒クラスでは、最も苛烈な戦いが繰り広げられているといっても過言ではありません。
プロデビュー初年度の昨年、ホンダCRF450Rを駆ってシリーズランキング7位という好成績を残したコーディは、今期からレッドブルKTM = KTMノースアメリカのファクトリーチームに所属。13戦中6勝、表彰台圏内をほぼ逃さない彼のスムーズなライドと高い完走率は、他者の追随を許しません。
全くの偶然、筆者の個人的な邂逅ですが、実はコーディ5歳の時から注目してるんです。
派手さ抑えめ、教科書通りの安定したスタイルでやたら速い、という特徴
コーディのライディングスタイルはかつてのGNCチャンピオンである父ジョー譲り?の手堅いテキストブックスタイル。そこまでアグレッシブではありませんが、競り負けない勝負強さと超のつくスムーズさが高次でバランスする、安定感のある大人びた?走りが特徴です。先日の全日本モトクロス第4戦近畿大会・IA1クラスで2ヒート優勝した下田丈選手にも通じるものがある気がします (畑違いですけど2輪レースを嗜む方は一度ご覧になったほうが良いかと) 。
早いもので今シーズンのAFTも残るは3ラウンド。よほどの番狂わせがなければ、安定感抜群のコーディのシングルスクラス・年間チャンピオン獲得は間違いなさそうです。
あまりムキムキじゃないし豪腕でマシンを押さえ込むタイプじゃないですが、とにかく巧く転がして前に進めていく、彼のような若い世代では珍しいスタイルのライダーなのです。今後も要注目!
ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!