インディアンFTR750全車に大幅なパフォーマンスダウンの規制がかかり、これまで幾年もワンメイク戦状態だったトップカテゴリー "スーパーツインズ" への風穴?テコ入れ?が画策された今シーズンのAFT。Wヘッダーが1戦雨天中止となったフロリダ・ハーフマイルのポディウムは、FTR750→ハーレーダビッドソンXG750R→ヤマハMT-07という (予想通り?) 彩り豊かな結果となりました!

80年代黄金期だって"HD vs H"の構図があったからこそ?盛り上がった訳で

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。出走台数16台 (純粋なスーパーツインズ12台 + プロダクションツインズ決勝上位入賞4台) で争われた開幕戦ファイナルレース (10分 + 2周) 、各メイカー内訳はインディアン9・ハーレー3・ヤマハ4。

そもそもFTR750が出走できない公道用市販エンジン改クラス = プロダクションツインズからXG750RとMT-07が2台ずつ、来期の2クラス統一を占う意味で "繰り上がりワイルドカード" 的に加わったためですが、ハーレーが2・7・11位、ヤマハが3・4・8・12位を占め、表彰台も3メイカーが美しく分かち合ったため、(牙を抜かれ檻に閉じ込められた結果とはいえ) インディアン天下 = 退屈・・という往年のファンにとっての厭世ムードからは脱しつつあるようにも思えます。

純粋な力とパフォーマンスの戦い・・・という意味では多少疑義もありますが?プロモーションとかブランディングという意味では今回のフォーマットチェンジ = 演出は功を奏したようです。

450ccシングルスは筆者イチオシのコーディ・コップがキャリア初優勝!

先週の当コラムでご紹介したデビュー2年目・450ccシングルスのコーディ・コップは、ほぼ全てのセッションを首位でキープし、1mmも危なげなくプロキャリア初優勝。うまいこと性能差をデチューニングされたスーパーツインズとか、インディアン不在のプロダクションツインズとかより、やはり今年は450ccクラスから目が離せない気がします。

画像: 450ccシングルスは筆者イチオシのコーディ・コップがキャリア初優勝!

よく見ると表情も父ちゃんそっくり。その血統をどのように証明するか要注目!AFTの次戦テキサス・ハーフマイルは今週末土曜日19日開催の予定です。

ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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