1月28日、2021年シーズンのFIM EWC(世界耐久選手権)開幕戦となるルマン24時間が、前シーズン同様に無観客で開催されることが公表されました!

COVID-19パンデミックによる、健康被害を考慮しての決断

前シーズンは、COVID-19パンデミックの影響でシリーズ第3戦として2020年8月29〜30日に開催されることになったフランス・ブガッティサーキットでのルマン24時間ですが、2021年シーズンは4月17〜18日に今シーズン開幕戦として開催されることが予定されています。

前シーズンは欧州でも感染拡大が深刻化していたため、健康被害を考慮して無観客で開催されることになりました。2021年シーズン開幕戦の舞台となるフランスでは、1月16日から厳しい夜間外出禁止措置を実施するほど感染者数の増加傾向が続いており、そのような状況を考慮し4月のルマン24時間は、2シーズン連続で無観客開催されることが残念ながら決定されることになりました。

画像: 2020年のルマン24時間のスタートシーン。日本勢のF.C.C TSRホンダフランスが、2018年大会以来のルマン24時間制覇を達成しました。 race.yamaha-motor.co.jp

2020年のルマン24時間のスタートシーン。日本勢のF.C.C TSRホンダフランスが、2018年大会以来のルマン24時間制覇を達成しました。

race.yamaha-motor.co.jp

多くのFIM EWCファンが現地会場に集うことが出来ないのは、興業的には非常に大きなダメージに他ならないでしょう。しかし、人類とウイルスの「戦争」が終結しない限りは、モータースポーツ界だけでなく多くのイベントが「無観客」というスタイルで、苦難の時をしのがないといけないのかもしれません。

ともあれ無観客開催ではあれど、TSRやヨシムラの日本勢の参加で近年ますます注目度が高まっているFIM EWCの、大事な開幕戦を制するのはどのチームか? という興味が削がれることはないのは確かです。春の訪れと、FIM EWC開幕戦ルマン24時間を、楽しみに待ちましょう!

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