2020年の新車販売で注目されたのは、3年振りに軽ではなく登録車が月間販売1位になったことだろう。その車種がトヨタ ヤリス。従来日本ではヴィッツとして販売されていた車種で、2020年2月10日から販売開始となった。その注目の販売動向をご紹介する。

スポーツイメージを徹底して好調な新型トヨタ ヤリス

日本自動車販売協会連合会(以下、自販連)が集計する2020年度の4月から9月の登録車の販売台数で、最多販売車種となったのは7万9400台を販売した新型トヨタ ヤリスだ。ヤリスは2020年2月10日より販売開始となり、日本国内では従来のヴィッツをフルモデルチェンジし、グローバルネームを採用した車種だ。

トヨタ発表による月間販売目標は7800台。対する販売1カ月後の初期受注数は3万7000台で、数字上は大ヒットと言える。しかし2019年12月初旬から予約商談会が行われていたので、実際には2020年3月9日までおよそ3カ月間のオーダー数となる。これを月平均に換算すると約1万2000台、月間販売目標の約6割増しであり、かなり好調な販売であることが見て取れる。

この好調さは、軽自動車と登録車を総合した新車販売ランキング(9月と10月)で1位となったことでも裏付けられている。登録車が軽自動車を上回り、販売台数ナンバー1になったのは3年半ぶりとのことだ。ただ、これには後述するカラクリがある。

新型トヨタ ヤリスの人気の要因は、同クラスの他社コンパクトカーに抜きんでた徹底したスポーツイメージの高さだ。従来モデルからヤリスはトヨタのWRC参戦車として知られ、新型もスポーティなフロントマスクとボディデザイン、室内レイアウトで登場した。ボディタイプは異なるもののGRヤリスの存在も発売当初からアナウンスされており、新型ヤリスのスポーツイメージを強化している。

画像: WRCへの参戦というスポーティなイメージを強く残したヴィッツの後継モデル、トヨタ ヤリス。1L直3エンジンや1.5L直3エンジン、ハイブリッド、GRヤリスの1.6Lターボなどパワートレーンのラインアップも豊富。

WRCへの参戦というスポーティなイメージを強く残したヴィッツの後継モデル、トヨタ ヤリス。1L直3エンジンや1.5L直3エンジン、ハイブリッド、GRヤリスの1.6Lターボなどパワートレーンのラインアップも豊富。

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