アップデートを続ける“旅するNinja”

「好きなニンジャに楽しく、長く乗りたい……」。そう思うオーナーは多いはずだ。だが一方で、それを助けてくれるパーツや作業、ショップの存在を知らない、あるいは敷居が高いと思う人もいる。ブルドッカータゴスの田子さんは、ニンジャへのそんな敷居を極力低くし、楽しみを大きくするようにしている。

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その現れのひとつが、各種用意されるオリジナルパーツ。新しいところでは、アップデートされたステムキットや、ヴォスナー鍛造ピストン。純正ピストンやシリンダーが生産終了した今、大がかりにならないちょうどいいところの手間とパワーが得られるようにと考えてのもの。

サイズは純正(φ72.5×55mm)の1mmオーバー(933cc)/1.5mmオーバー(945cc)。ガスケットもノーマルで行けて、ノーマルプラスαのパワーとトルク、作業もノーマルオーバーホールプラスαで済む。これらを組んでミッションチェックなどもきちんと行ったエンジンのコンプリート販売も行う。

ステムキットは、A7以降のノーマルフォークで路面の感触が伝わりやすくしっかり走れるというもので、純正に準じたセパレートハンドル“タゴス・ニンジャバーZ”とともに人気の製品。これは自ら使っていくうちに、もう少しダイレクト感が増すように、高質感も出せるようにと変更した。

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こうしたパーツ群の開発ベースとなっているのが、この、田子さんのGPZ900Rだ。北海道ツーリングを初めとして年1万km、さまざまなシチュエーションで乗り続けられる車両。田子さんはニンジャに乗り、他機種にも乗るうちに改めてオールラウンドなニンジャの良さを見直した。その上で、他機種のいいところも取り込めたら、また前述のように楽しく乗れたら、という思いで手を加えてきた。

ステムやハンドルはその筆頭で、シートはサイド形状を工夫して足着き性や操作性を高める。リヤショックも、タゴス×ハイパープロで疲れにくい特性をこの車両で幅広くテストした。

フロントフォークも、ノーマルに機能を追加する方向でハイパープロ製インナースプリングと社外フォークバルブを組むことで、よく踏ん張りつつ柔軟な減衰を得られるようにする。大径の社外φ43mmの良さも十分に知った上で、ノーマルルックスで行きたいという向き、適度な予算で気軽にしたいという向きに対応するようにという考えの上だ。

サイドスタンドも、純正カウルに収められて放熱量拡大が出来るようなラジエーターまわり、それからサイドカバーの傷付きを防ぐヒールプレート、サイドカバー取り付けボス破損から立ち直りたい時に使えるマウントボスなど、普段使いで出てくる不安を解消するパーツが作り込まれていく。

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これらパーツ群はショップ店頭でも、またオンラインショップでも買えて、いずれもロングセラーとなっている。ニンジャに何かしたいと思ったときに、費用も手間、当然不可欠な双方が大がかりにならないように。その上でより身近で乗りやすく、バイクへのなじみが良くなるための作業やパーツを送り出しているタゴス。それによって、もっとニンジャが楽しめるようになる。この車両は、その例を自ら体現する1台なのだ。

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Detailed Description 詳細説明

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このデモ車でタゴスの各パーツはテスト・開発される。「ニンジャ・クルーズステムキット」(オフセット35mm)や「タゴス・ニンジャバーZ」はその筆頭だ。左右マスターはゲイルスピード。ホンダ純正グリップヒーターも装着されるが、ノーマルグリップ並みにスリムな上、年中乗るライダーには重宝するためお勧めと田子さん。キーシリンダーには上面保護用のタゴスFunKeyプロテクターも貼られる。

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タゴス・ライディングシート【プレミアム】はシート高はやや上がるが、サイド形状を工夫することによって足着き性や操作性を高めている。田子さんはハンドル/シート/ステップをパッケージ化する快適3点セット構想も練っている。

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純正カウル内に収められる石原ラジエーター製3層ラジエーター。コア厚みを増して熱容量を増大する。オーダーする場合はカウル開口部を車両ごとに加工(同店で施工してくれる)。コアガードもタゴスオリジナル。この車両ではオイルクーラーも装備される。

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エンジンはヴォスナー鍛造ピストンによる[908→]958cc仕様で、ちょうどいいパワー感を持ちつつ、大がかりにならない点も実践している。サイドカバー下側にはドライカーボン製の「TAGOSヒールプレート」をセットし、カカトによる傷付きを防ぐ。

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フロントはノーマルφ41mmフォークにハイパープロスプリング/レーステックGOLDバルブ(適正な減衰力を加える。YSS・PDバルブと同機能で、タゴスでの組み込み作業も可)/チタンコーティングを施す。ブレーキはブレンボ+タゴス×サンスターφ310mmディスクを組み合わせる。

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リヤブレーキマスターシリンダーはゲイルスピードで、ブレーキキャリパーにはブレンボ2ピストンをチョイス。ディスクはサンスターだ。マフラーはKファクトリー・チタンでステップもKファクトリー。タゴスでも購入できる。

スイングアームはケイファクトリー製。リヤショックはタゴス×ハイパープロで疲れにくい特性をテスト。ホイールはゲイルスピードTYPE-N(3.50-17/6.00-17サイズ)で前後17インチ化した。ドライブチェーンも520サイズ化して押し回しも軽くなっている。

取材協力:ブルドッカータゴス

まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ

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画像: handl-mag.com
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