「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前の国産車は環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回はSTIのパフォーマンスパッケージを装着した「エクシーガとフォレスター」だ。

スバル エクシーガとフォレスター(2009年、STI パフォーマンスパッケージ装着車)

画像: 装着はボルトを外してバーを共締めするだけ。慣れたメカニックの手によれば20分もかからない。

装着はボルトを外してバーを共締めするだけ。慣れたメカニックの手によれば20分もかからない。

どんなにグリップの高いタイヤや追従性の高いサスペンションを装着しても、それを支えるボディが弱いとクルマ本来の性能を出すことはできない。走りにこだわると最後にボディチューニングにたどり着くというのは、このためだ。

ただボディに手を入れることは極めて難しい。今回テストしたSTI パフォーマンスパッケージ(以下、PP)は、スバルのシャシ剛性を知り尽くしたSTIだからこそ実現できたボディ強化アイテムと言っていいだろう。

STI PPは、ボディワークの入門用パーツとも言えるフレキシブルタワーバーと、ボディ下側を連結強化するフレキシブルロアアームバー(フォレスターを除く)、新開発のサポートフロントキットの3アイテムで構成される。

フレキシブルというのがSTIならではの発想で、タワーバーの中央とロワアームバーの両端にジョイントを入れ、横方向の力はしっかり受け止めながら、縦方向の力に対してはしなやかにいなす効果を得ている。サスペンションの支持部分を強化しつつも全体の剛性バランスを崩さず、スバル車が持つ高いシャシ性能を一層高めている。またサポートフロントキットは、クロスメンバーの剛性をアップする。

今回はその違いを明らかにするために、ノーマルを試乗した後にその場でSTI PPを装着して、乗り比べてみた。

画像: エクシーガより車高の高いSUVのフォレスターではさすがにロールが深いが、乗り味はノーマルでは得られない締まった印象だ。

エクシーガより車高の高いSUVのフォレスターではさすがにロールが深いが、乗り味はノーマルでは得られない締まった印象だ。

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