A級(出走19台)

ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナと並ぶ、二輪ジムカーナ最高峰のシリーズ戦であるJAGE杯ジムカーナ。やはりコロナウイルス感染症流行の影響を受け、今シーズン予定されていた大会は中止されてきた。しかしオートバイ杯に続いて、11月8日に茨城県かすみがうら市・トミンモーターランドで今季唯一のスポット戦が開催され、各地から120名の選手が集まった。

画像: ◆ A級1位 冨永 崇選手&NSR250R 1分19秒851(全クラス総合1位 トップタイム比100%)

◆ A級1位 冨永 崇選手&NSR250R 1分19秒851(全クラス総合1位 トップタイム比100%)

やはり注目は最高峰クラスのA級。先日のオートバイ杯スポット戦でNSR勢を押さえ込んで勝利を挙げ、その勢いのまま連勝を狙うニンジャ400を駆る作田選手と、冨永選手、池田選手ら最速のNSR使いによる争いが、曇りがちではあるがドライコンディションを保ったトミンで展開された。

第1ヒート、A級は1分21秒台の争いとなっていく中、作田選手は勢いよく飛び出してセクションをクリアしていく。しかしコース中盤で転倒! 大きくタイムロスを喫して事実上の最下位に沈んでしまう。

池田選手は1分20秒725と21秒の壁を破ったかに思われたが、ペナルティがあり1秒加算を受ける。しかし最終アタッカーの冨永選手は軽快にコースをクリア、フィニッシュラインを超えて記録されたタイムは1分20秒838。文句なしのトップタイムで冨永選手が暫定トップとなって第1ヒートは終了。

画像: ◆ A級2位 池田秀一選手&NSR250R 1分20秒098(全クラス総合2位 トップタイム比100.31%)

◆ A級2位 池田秀一選手&NSR250R 1分20秒098(全クラス総合2位 トップタイム比100.31%)

第2ヒートのA級のアタックが始まると、転倒の影響で暫定18位となり2番目にアタックすることになった作田選手が第1ヒートの転倒をものともせず、ニンジャのポテンシャルを余すことなく引き出す全開アタックを決めて、冨永選手を上回る1分20秒173を叩き出して一気にトップへ浮上。

このタイムをターゲットにアタックは進むが、これを超える選手はなかなか現れない。しかし、第1ヒートでペナルティを受けた池田選手が、今度こそノーペナルティで1分20秒098で作田選手を逆転。

3位にまで後退してしまった最終アタッカーである冨永選手、逆転勝利を狙ってスタート。今回からタイヤのチョイスを変更したことも功を奏したのか、第1ヒートよりさらにギリギリに攻めたラインで最後まで走りきって見せる。記録されたタイムは第1ヒートから約1秒を削り取った1分19秒851という圧倒的タイム! NSRの速さを証明する見事な走りだった。

画像: ◆ A級3位 作田隆義選手&ニンジャ400 1分20秒173(全クラス総合3位 トップタイム比100.40%)

◆ A級3位 作田隆義選手&ニンジャ400 1分20秒173(全クラス総合3位 トップタイム比100.40%)

画像: A級入賞者 左から1位・冨永 崇選手、2位・池田秀一選手、3位・作田隆義選手、4位・辻家治彦選手、5位・早川耕平選手、6位・松本 崇選手

A級入賞者 左から1位・冨永 崇選手、2位・池田秀一選手、3位・作田隆義選手、4位・辻家治彦選手、5位・早川耕平選手、6位・松本 崇選手

順位ライダーマシンタイム
1冨永崇史NSR250R1'19.851
2池田秀一NSR250R1'20.098
3作田隆義ニンジャ4001'20.173
4辻家治彦GSX-R10001'21.070
5早川公平DR-Z400SM1'21.182
6松本 崇MT-031'21.187

NL級(ノービス・レディース 出走6台)

画像: ◆ NL級1位 前島恵利香選手&KSR2 1分32秒876(全クラス総合92位 トップタイム比116.31%)

◆ NL級1位 前島恵利香選手&KSR2 1分32秒876(全クラス総合92位 トップタイム比116.31%)

画像: NL級入賞者 左から1位・前島恵利香選手、2位・土橋朋子選手、3位・加瀬京見選手、4位・小森彩可選手、5位・山本果菜選手、6位・双木幸佳選手

NL級入賞者 左から1位・前島恵利香選手、2位・土橋朋子選手、3位・加瀬京見選手、4位・小森彩可選手、5位・山本果菜選手、6位・双木幸佳選手

順位ライダーマシンタイム
1前島恵利香KSR21'32.876
2土橋朋子CB400SB1'33.423
3加瀬京見VTR2501'38.806
4小森彩可グロム1'39.015
5山本果菜VTR2501'39.147
6双木幸佳250DUKE1'41.997

NO級(ノービス・オープン 出走20台)

画像: ◆ NO級1位 滑雄之介選手&MT-25 1分30秒697(全クラス総合81位 トップタイム比113.58%)

◆ NO級1位 滑雄之介選手&MT-25 1分30秒697(全クラス総合81位 トップタイム比113.58%)

画像: NO級入賞者 左から1位・滑雄之介選手、2位・加藤克博選手、3位・岡田 憲選手、4位・芦田幸之輔選手、5位・斉藤 淳選手、6位・赤瀬祐介選手

NO級入賞者 左から1位・滑雄之介選手、2位・加藤克博選手、3位・岡田 憲選手、4位・芦田幸之輔選手、5位・斉藤 淳選手、6位・赤瀬祐介選手

順位ライダーマシンタイム
1滑雄之介MT-251'30.697
2加藤克博VTR2501'32.070
3岡田 憲GSX-R10001'32.357
4芦田幸之輔DR-Z400SM1'32.965
5斉藤 淳VTR2501'33.327
6赤瀬祐介SV400S1'21.187

C2級(出走31台)

画像: ◆  C2級1位 田中健太選手&DR-Z400SM  1分27秒027(ペナルティ1秒加算)(全クラス総合47位 トップタイム比108.99%)

◆ C2級1位 田中健太選手&DR-Z400SM 1分27秒027(ペナルティ1秒加算)(全クラス総合47位 トップタイム比108.99%)

画像: C2級入賞者 1位・田中健太選手、2位・双木紀彦選手、3位・友寄雄太選手、4位・水野義房選手、5位・木下健三選手、6位・前嶋一誉選手

C2級入賞者 1位・田中健太選手、2位・双木紀彦選手、3位・友寄雄太選手、4位・水野義房選手、5位・木下健三選手、6位・前嶋一誉選手

順位ライダーマシンタイム
1田中健太DR-Z400SM1'27.027
2双木紀彦MT-071'27.531
3友寄雄太VTR2501'27.869
4水野義房VTR2501'27.874
5木下健三DR-Z400SM1'28.343
6前嶋一誉VTR2501'28.538

C1級(出走29台)

画像: ◆ C1級1位 吉田篤司選手&ニンジャ650  1分24秒062(全クラス総合25位 トップタイム比105.27%)

◆ C1級1位 吉田篤司選手&ニンジャ650 1分24秒062(全クラス総合25位 トップタイム比105.27%)

画像: C1級入賞者 左から1位・吉田篤司選手、2位・地下和宏選手、3位・福澤公之選手、4位・白川晋也選手、5位・坂本和信選手、6位・井原英樹選手

C1級入賞者 左から1位・吉田篤司選手、2位・地下和宏選手、3位・福澤公之選手、4位・白川晋也選手、5位・坂本和信選手、6位・井原英樹選手

順位ライダーマシンタイム
1吉田篤司ニンジャ6501'24.062
2地下和宏VTR1000F1'24.415
3福澤公之NSR250R1'24.635
4白川晋也VTR2501'24.866
5坂本和信NSR250R1'25.141
6井原英樹ZX-10R1'25.520

B級(出走15台)

画像: ◆ B級1位 濱田 令選手&YZ250X  1分21秒164(全クラス総合5位 トップタイム比101.64%)

◆ B級1位 濱田 令選手&YZ250X 1分21秒164(全クラス総合5位 トップタイム比101.64%)

画像: B級入賞者 左から1位・濱田 令選手、2位・関根 健選手、3位・片山雄介選手、4位・中川克己選手、5位・江間 聡選手、6位・井伊利光選手

B級入賞者 左から1位・濱田 令選手、2位・関根 健選手、3位・片山雄介選手、4位・中川克己選手、5位・江間 聡選手、6位・井伊利光選手

順位ライダーマシンタイム
1濱田 令YZ250X1'21.164
2関根 健CB300R1'22.158
3片山雄介SV6501'22.518
4中川克己VTR2501'23.202
5江間 聡CRF150RII1'23.311
6井伊利光KDX220SR1'23.545

SB級(シード・ビッグバイク C2〜A級700cc以上対象 該当20台)

画像: ◆ SB級1位 辻家治彦選手(A級)&GSX-R1000 1分21秒070(全クラス総合4位 トップタイム比101.53%)

◆ SB級1位 辻家治彦選手(A級)&GSX-R1000 1分21秒070(全クラス総合4位 トップタイム比101.53%)

画像: SB級入賞者 左から1位・辻家治彦選手(A級)、2位・大瀧豊明選手(A級)、3位・中澤伸彦選手(A級・写真は代理)、4位・関吉美智選手(A級)、5位・清野雅之選手(A級)、6位・朝野功治選手(A級)

SB級入賞者 左から1位・辻家治彦選手(A級)、2位・大瀧豊明選手(A級)、3位・中澤伸彦選手(A級・写真は代理)、4位・関吉美智選手(A級)、5位・清野雅之選手(A級)、6位・朝野功治選手(A級)

画像: SB級(シード・ビッグバイク C2〜A級700cc以上対象 該当20台)
順位ライダーマシンタイム
1辻家治彦GSX-R10001'21.070
2大瀧豊明790DUKE1'21.832
3中澤伸彦GSX-R10001'22.426
4関吉美智GSX-R10001'23.094
5清野雅之GSX-R7501'23.568
6朝野功治ZX-10R1'23.685

今大会での昇格者は3人

画像: 左から滑雄之助選手(ノービス→C2級)、田中健太選手(C2級→C1級)、双木紀彦選手(C2級→C1級)

左から滑雄之助選手(ノービス→C2級)、田中健太選手(C2級→C1級)、双木紀彦選手(C2級→C1級)

オートバイ杯、JAGE杯などのJAGE認定大会では、総合トップ選手のタイムを基準にしたタイム比を基準(C2級・115%、C1級・110%、B級・105%)に、シードクラスへの昇格が決まる。今回は3人の選手が基準をクリアして昇格を決めた。

この日、JAGE代表の安達氏から「来年度のオートバイ杯、JAGE杯は、今年予定されていた規模での開催で調整している」と発表があった。今後、日程が正式に決まり次第Webオートバイでもお知らせする。またこの大会の全リザルトをはじめとする総合的なジムカーナ情報はJAGEホームページ、ジムカーナイベントの日程情報は「モトジムカーナカレンダー」でも確認できる。

レポート:小松信夫

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