2020年10月23日(金)に公開した映画『空に住む』の公開舞台挨拶が10月24日(土)開催され、主演の多部未華子らが登壇した。

舞台挨拶に登壇したのは、多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、青山真治監督の4名。
サプライズで岩田剛典、大森南朋、鶴見辰吾が、サプライズでビデオメッセージ& “リモート“による花束のプレゼントをした。

公開舞台挨拶は、観客が入った劇場で行われ、多部未華子らが喜びを語った。

多くの観客で埋まった観客を前にして公開の喜び

多部未華子「本当に映画館に足を運んでくださること自体がありがたいのに、 こんなにたくさんの方が来てくださって、本当に嬉しく思います」
岸井ゆきの「この時期に映画が無事に公開できて嬉しいです」
美村里江「ちょっと前から客席が 1 席空けではなく、満席で OK になったんですが、改めて みると本当にありがたい景色だなぁ...と」

画像: 多くの観客で埋まった観客を前にして公開の喜び

演じた役について自分と重なる部分や見習いたい点、アドバイスしたいこと

多部未華子「(自身が演じた直実との共通点は)ペットを飼っていることで、(劇中でペットロスが描かれていて)愛する相棒、パートナーがいなくなった時の喪失感や絶望感...。私はいまはまだ経験していないけど、直実の行動力だったり、自分もそうなるのか? 想像できない。大事な存在が近くにいて、それがなくなったときの行動の仕方、今後、自分も経験すると思います。直実から見習いたい点は、淡々としているように演じたんですが、(岸井さんが演じた愛子の)出産の時とか、突然、力強くなるんですね。淡々としているけど大事な時に出る底力は私もほしいです」

岸井ゆきの「愛子は強くあろうとして、自分を納得させるために強さを自分に押し付けているように見えるんですけど、近くにいる友人たちは、強がってるとわかっちゃう。それが友人を心配させてるぞと教えてあげたい。私も、もしかしたら強がっちゃうタイプなので(苦笑)」

美村里江「善意で直実を追い詰める、なかなか厄介な方(笑)。こうなっちゃいかんなと(笑)。自分がいいと思って、誰かに何かを迫ってはいけないなと思いました。体を動かすか、地域のボランティアなどで発散するか、本を読むなら古典で『人間の幸せってなんだっけ?』 と考えてほしい」

満たされないモヤモヤを感じている登場人物たちにちなんで、「もやもや解消法」は?

青山監督「最近は、朝、5 時半くらいから自転車で近所を走っています。ストレス解消法としてはいいですよ。1 日が有意義に過ごせます」

美村里江「頭を使いすぎても体を使いすぎてもダメ。頭が疲れてるときは体を動かして、身体がぐったりしているときは、頭に何かを入れるようにすると整います」

岸井ゆきの「私はどんな時でも映画を見ます! 満たされないときも満たされている時も、哀しいときも楽しいときも『映画を見よう!』って思います」

多部未華子「私は単純で、友達としゃべるに尽きます。モヤモヤが始まった瞬間に友達に連絡します! 答えは出なくてもいいんです。聞いてもらえれば、 解決しなくてもスッキリします」

女優陣にそれぞれ劇中で相手役を演じた男優陣の印象

多部未華子からみた岩田剛典
多部未華子「初めてお会いしたのが、撮影の始まるちょっと前の監督に質問をする機会だったんですけど、私は何を聞いたらわかんないままその場にいるくらいフワフワしてたんですが、岩田さんは台本に付箋をいっぱ い貼っていらして、『そんなに聞くことあるんだ!?』と思いました。それだけ台本を読み込んでいて、監督ともすごくコミュニケーションをとってて、真面目で勉強熱 心な方だなと。私にない部分をたくさん持っている方で、焦りました(苦笑)」

岸井ゆきのは大森南朋とのそばを食べるシーンでの共演を振り返り
岸井ゆきの「(画として)湯気がほしいということで、熱々のそばを 2 人で食べたんですが、大 森さんから近くのおいしいおそば屋さんのことを教えていただきました。『そば好きなの? いいとこあるよ』って。携帯にメモしたんですけど、その携帯を替えちゃって...」
青山監督「そば屋さんで(別の)そば屋の話を...? やめなさいよ!」

画像1: 女優陣にそれぞれ劇中で相手役を演じた男優陣の印象

美村里江は、過去に何度も共演している鶴見辰吾について
美村里江「先輩ですが、鶴見さんのさわやかでいい人の部分と、この人、本当は裏で何してるんだろう? と言うところの両方が好きなんです。今回は、わりといいダンナさんという感じでしたが、もしかすると誰にも言えないアコギな商売をしているのかも...とかっ てに明日子の中で思っていました。ただの“いい人”じゃないところが素敵でした」

画像2: 女優陣にそれぞれ劇中で相手役を演じた男優陣の印象

感謝の思いを青山監督に

多部未華子から青山監督に感謝を込めて花束が贈呈された。

この日、劇場に来られなかった男性キャスト3人から、女優陣に思いのこもった花束とビデオメッセージ が到着した。
多部未華子は、劇中で岩田剛典が演じた時戸が、エレベーターで直実に贈った真っ赤な花束がプレゼントされ、多部さんは「ありがとうございます!」 と笑顔を見せた。

画像: 感謝の思いを青山監督に

最後にメッセージ

青山監督「楽しい映画だったと思いますがいかがだったでしょうか? 静かに見ている中にも、大きな空にいるような雄大さがある楽しさだったと思 います。人に言うときは『デカい映画だった』と言ってください!」

画像: 最後にメッセージ

多部未華子「明日も、1 週間後も、1 年後もみなさまの印象に残っている映画になっていたらと思います。素敵な曲を聞いて、映画の 1 シーンを思い出してくだされば」

STORY

郊外の小さな出版社に勤める直実は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいで大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことになった。長年の相棒・黒猫ハルとの暮らし、ワケアリ妊婦の後輩をはじめ気心のしれた仲間に囲まれた職場、それでも喪失感を抱え、浮遊するように生きる直実の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則だった。
彼との夢のような逢瀬に溺れながら、仕事、人生、そして愛の狭間で揺れ続ける直実。果たして彼女は、見失ってしまった自分を取り戻すことができるのか?そして葛藤を乗り越えた末に下した大きな決断とは─?

映画『空に住む』

全国公開中

出演:多部未華子 / 岸井ゆきの 美村里江 / 岩田剛典
鶴見辰吾 / 岩下尚史 髙橋 洋 / 大森南朋
永瀬正敏 柄本 明

監督・脚本:青山真治
脚本:池田千尋
原作:小竹正人『空に住む』(講談社)
主題歌:三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE「空に住む 〜Living in your sky〜」(rhythm zone)
配給:アスミック・エース
©2020 HIGH BROW CINEMA 公式サイト:soranisumu.jp
2020 年/日本/118 分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch

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