スーパーGT選手権第5戦GT300クラスにおいて、KONDO RACING(近藤真彦監督)のリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが参戦2年目にして初勝利を達成した。

6号車ADVICS muta 86MCがポールも、56号車GT-Rが追い上げる

土曜日に行われた予選では、6号車ADVICS muta 86MCが第2戦以来のここ富士での連続ポール獲得となった。レースはスタートするなりGT500クラスでの接触によりSCが導入。6号車86MC、31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、61号車SUBARU BRZ R&D SPORTの順で周回を重ねる。そして迎えた5周目のリスタート、56号車リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが6番手から一気に4番手までポジションアップ。そしてついに15周目にトップに立つ。また5番手スタートの52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTも3位まで順位を上げる。

画像: 6号車を始めとするブリヂストンタイヤユーザーがグリッド上位、BRZらダンロップ勢がこれに続く。

6号車を始めとするブリヂストンタイヤユーザーがグリッド上位、BRZらダンロップ勢がこれに続く。

画像: ヨコハマ勢の中で唯一気を吐いた56号車56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R。

ヨコハマ勢の中で唯一気を吐いた56号車56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R。

異なるタイヤ戦略をとるブリヂストン勢

GT300クラスで最も早く20周でピットインをした55号車ARTA NSX GT3はタイヤ4輪交換をしコース復帰。一方、65号車LEON PYRAMID AMGは32周でピットに入り左側2本のみ交換。そして52号車スープラは33周でピットインするが、開幕戦と同じくタイヤ無交換でピットアウト、これでトップに躍り出る。これら3台は全てブリヂストンタイヤを装着するが、作戦が分かれた形だ。ここでの順位は52号車スープラ、2番手にヨコハマタイヤユーザーで4輪を交換した56号車GT-R、そしてブリヂストンユーザーの65号車AMG、55号車NSXと続く。

画像: タイヤ無交換作戦でトップに躍り出た52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT。

タイヤ無交換作戦でトップに躍り出た52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT。

画像: 2番手争いはブリヂストンユーザーによるマッチレースとなった。

2番手争いはブリヂストンユーザーによるマッチレースとなった。

リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが初勝利

一時は10秒以上先行していた52号車スープラだが、開幕戦とは異なりハンディウェイト75kgの影響か、徐々にタイヤが厳しくなってくると56号車GT-Rが見る見るうちに差を詰めてくる。そして47周目、ついに56号車リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rがトップの座を奪い返すと今度は後続を引き離しそのままトップチェッカーまで走り抜けた。昨年より日産自動車大学校とのジョイントでGT300へ参戦するチームにとって初勝利となった。そしてファイナルラップまでもつれた表彰台争いは、55号車ARTA NSX GT3、65号車LEON PYRAMID AMGが52号車スープラを交わし2位、3位を獲得。65号車AMGの2人がランキングで首位に立った。

画像: 56号車GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが差を広げていく。

56号車GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが差を広げていく。

GT300クラス 決勝結果

1位 56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/J・P・デ・オリベイラ)
2位 55号車 ARTA NSX GT3(高木真一/大湯都史樹)
3位 65号車 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
4位 52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
5位 31号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)
6位 88号車 JLOC ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)
7位 6号車 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗)
8位 4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
9位 7号車 Studie BMW M6(荒聖治/山口智英)
10位 11号車 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
11位 25号車 HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)
12位 10号車 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R(星野一樹/石川京侍)
13位 34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/ジェイク・パーソンズ)
14位 21号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太郎/近藤翼)
15位 5号車 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号(坂口夏月/平木湧也)
16位 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
17位 87号車 T-DASH ランボルギーニ GT3(高橋翼/山田真之亮)
18位 18号車 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/松浦孝亮)
19位 244号車 たかのこの湯 RC F GT3(久保凛太郎/三宅淳詞)
20位 30号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学)
21位 35号車 arto RC F GT3(佐々木雅弘/堤優威)
22位 60号車 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/河野駿佑)
23位 50号車 ARNAGE AMG GT3(加納政樹/廣田築)
24位 9号車 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3(藤井誠暢/篠原拓郎)
25位 360号車 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝之/田中篤)
26位 96号車 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
27位 2号車 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)
28位 48号車 植毛ケーズフロンティア GT-R(田中優暉/飯田太陽)
29位 33号車 エヴァRT初号機 X Works R8(ショーン・トン/佐々木孝太)

画像: 近藤監督の期待に藤波(左)、オリベイラ(右)が応えた。

近藤監督の期待に藤波(左)、オリベイラ(右)が応えた。

GT300クラス ドライバーズランキング(上位10組)

1st 蒲生尚弥/菅波冬悟(65号車 LEON PYRAMID AMG)50pt
2nd 平中克幸/安田裕信(11号車 GAINER TANAX GT-R)41pt
3rd 藤波清斗/J・P・デ・オリベイラ(56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)36pt
4th 井口卓人/山内英輝(61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT)34pt
5th 高木真一/大湯都史樹(55号車 ARTA NSX GT3)34pt
6th 吉田広樹/川合孝汰(52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT)33pt
7th 加藤寛規/柳田真孝(2号車 シンティアム・アップル・ロータス)31pt
8th 小暮卓史/元嶋佑弥(88号車 JLOC ランボルギーニ GT3)20pt
9th 小林崇志/松浦孝亮(18号車 UPGARAGE NSX GT3)15pt
10th 星野一樹/石川京侍(10号車 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R)13pt

画像: 前回もてぎでの勝利、今回は100kgのハンディながら3位獲得でシリーズランキング首位に。

前回もてぎでの勝利、今回は100kgのハンディながら3位獲得でシリーズランキング首位に。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.