2020年9月25日、日産自動車はインフィニティブランドの次期QX60のコンセプトモデルとなる「QX60 モノグラフ(Infiniti QX60 Monograph)」を発表した。

2021年以降に登場するインフィニティのデザイン言語を投入

日産自動車のプレミアムブランド「インフィニティ」は日本市場で展開されていない。しかしかつては同ブランド名を冠した大型セダン「インフィニティQ45」、海外でインフィニティブランドで販売されたQX50が日本でスカイラインクロスオーバーとして、Q70がフーガとして販売されるなどしている。また、現行スカイラインに一時期、日産エンブレムが装着されていなかったことも話題となっていた。

現在インフィニティはミドルセダン(Q50)からラージサイズSUV(QX80)まで5モデルをラインアップするが、その中でもミドルクラスSUVのQ60が2021年にフルモデルチェンジを迎えようとしている。そしてそのコンセプトモデルともいえる「QX60 モノグラフ」が公開、2020年9月26日に開幕した2020年北京モーターショーに出展、また日本においても横浜のグローバル本社展示場で公開される。

画像: 横浜の日産グローバル本社でも展示されるインフィニティ QX60 モノグラフ。量産モデルではないものの、それに近いデザインであることが示唆されている。

横浜の日産グローバル本社でも展示されるインフィニティ QX60 モノグラフ。量産モデルではないものの、それに近いデザインであることが示唆されている。

このQX60 モノグラフ、日産によるとデザインスタディやコンセプトではないといい、実際に登場する市販モデルにかなり近いデザインであることが示唆されている。従来のインフィニティモデルに採用されてきた台形ベースのフロントグリル「ダブルアーチ」が大きく口を開け、折り紙からインスピレーションを得たという幾何学的な模様のインナーメッシュが三次元の奥行きを演出している。

サイドから見ると水平基調のボンネットフードからショルダーライン、リアゲートまで直線で繋がるようデザインされ、またサイドボディに強いキャラクターラインを配置しないシンプルさはプレミアム性を感じさせるもの。一方で曲面による陰影の強調によりワイドさを演出しているようだ。

デザインで興味深いのはBピラー/Cピラー/Dピラーにボディパネルが見受けられない点だ。近年4ドアクーペの人気の高まりと同時にサッシュレスドアを多く採用されるようになったが、このQX60はピラーすら露出していない。サイドからリアまでガラスで覆われており、外観のスマートさだけでなくキャビンからパノラマビューを楽しむこともできるという。

画像: 強いキャラクターラインやパネル・ガラス面の継ぎ目を極力排したデザインを採用する、インフィニティ QX60 モノグラフ。

強いキャラクターラインやパネル・ガラス面の継ぎ目を極力排したデザインを採用する、インフィニティ QX60 モノグラフ。

今回の発表でパワートレーンについて触れられていない。しかし、エンジン搭載モデルにマフラー/テールパイプが配置されている場所にマフラーエンドは見えず、逆にこれを模したデザインが施されている。これがショーモデルだからなのか、それともEV(電気自動車)だからなのか現時点でわかっていないが、日産がアリアを北京モーターショーで発表、電動パワートレーン搭載モデルを今後9モデルの投入すると発表したことを考えると、EVであってもおかしくはない。

QX60 モノグラフの量産モデル「QX60」は2021年に発表され、その特徴的デザインは今後インフィニティのデザイン言語としてQX60に続くモデルたちに採用されるという。

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