コシナはVMマウントのレンジファインダーカメラ用大口径コンパクト設計の標準レンズ「NOKTON (ノクトン)Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical Ⅱ VM」を2020年10月に発売すると発表。メーカー希望小売価格はブラックMC(マルチコート)・ブラックSC(シングルコート)及びシルバーMC・シルバーSCが税別10万円。ニッケル・ブラックペイントMC及びSCは税別11万5000円だ。また、別売のフード(LH-6)は税別6000円。

名玉「NOKTON」Vintage Lineの後継モデル

「NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical Ⅱ VM」は7群8枚構成のコンパクトな大口径標準レンズ。NOKTONレンズは誕生から70年目を迎え、開放絞り値はF1.5以上のダブルガウスタイプの大口径レンズのこと。ちなみにNOKTONのNOKTは「夜」を意味する。本レンズは前モデルに比べてもコンパクトになり、性能の高さを両立させている。

▲これはブラックのマルチコート。マルチコートには前面に「MC」の刻印が緑色で入り、シングルコートには「SC」の刻印が青色で入る。

レンズの全長は36.9mm(マウント面より)でレンジファインダー使用時の撮影フレームのケラレが少なく、使い勝手も良好だ。絞り羽根は12枚で円形に近く、F1.5の大口径を活用したポートレートなど“背景をぼかす”写真表現に適したレンズだ。

距離計連動式のデジタルおよびフィルムカメラでの使用を前提に設計されているが、マウントアダプターの使用により様々なプラットフォームでの撮影にも対応する。

▲こちらはシルバーのマルチコート。

また本レンズは総金属製ボディによる高耐久性だけでなく、美しい外観デザインも特徴だ。外装のバリエーションは、アルミ素材を採用した実用的モデルのシルバーとブラックに加え、真鍮素材にニッケルメッキとブラックペイントを施した所有感を満たす仕上げの3種類。それぞれの外装にMC(マルチコート)とSC(シングルコート)のレンズコーティングを選べる。

▲これは真鍮素材にニッケルメッキとブラックペイントを施したモデル。上の2タイプより1万5000円(税別)ほど高い。使用頻度が高いとローレット部に真鍮の地金が現れてくる。マニア好みの設計。

コシナ広報部の佐藤和広さんによれば「順光では変わらないのですが、逆光や半逆光の撮影状況だとシングルコートの方が若干フレアーっぽい描写をします。真鍮素材は使いこむとローレットに真鍮の地金が出てきますので、長くお使い頂きたいですね」とのこと。

このレンズの特長

■ 1950年代を彷彿させるクラシカルなスタイリング
■ 非球面レンズを採用、開放から卓越した光学性能
■ 高い剛性感と耐久性の、総金属製鏡筒
■ 確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
■ 12枚羽根虹彩絞りによる、美しいボケ味
■ バヨネット式VMマウント
■ 高精度のレンジファインダー連動機構
■ フルサイズのイメージサークル

主な仕様

●焦点距離: 50mm
●口径比: 1:1.5
●最小絞り: F16
●レンズ構成: 7群8枚
●画角: 46.3°
●絞り羽根枚数: 12枚
●最短撮影距離: 0.7m
●距離計連動範囲: ∞~0.7m(カメラにより異なる)
●最大径×全長: φ55.3×36.9mm
●フィルターサイズ: φ43mm
●重量: 198g(ブラック/シルバー)、255g(ニッケル・ブラックペイント)
●レンズフード: LH-6(別売) 
●カラー: ブラック/シルバー、ニッケル・ブラックペイント(外装は真鍮製、黒い部分はブラックペイント)
●コーティング: MC(マルチコーティング)、SC(シングルコーティング)

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