バイク芸人チュートリアル福田充徳さんがヤマハYZF-R25・ホンダCBR250RR・カワサキNinja250・スズキGSX250Rを一度に比較試乗! 今回はニンジャ250のインプレッションをお届けします。
ライダー:福田充徳/写真:富樫秀明/まとめ:オートバイ編集部 中村浩史

チュートリアル 福田充徳 さん

画像1: 【カワサキ Ninja250 編】チュートリアル福田充徳さんが250ccスポーツバイクを乗り比べ!〈サーキット試乗インプレ〉

ご存知バイク芸人こと福田充徳さん。自粛期間も明け、徐々に近距離ツーリングも再開。目下の楽しみは、仕事が始まらない午前中に30分くらい自宅まわりを流すこと(笑)。なかなか遠くまでツーリング行けないもんねぇ。

毎日街乗りするなら全域パワーのニンジャ250がいい!

画像: Kawasaki Ninja 250 総排気量:248cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 最高出力:27kW(37PS)/12,500rpm 最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm 2020年モデルの発売日:2019年9月1日 メーカー希望小売価格:税込65万4,500円 ※写真のカラーはNinja 250 KRT EDITION

Kawasaki Ninja 250 

総排気量:248cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
最高出力:27kW(37PS)/12,500rpm
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
2020年モデルの発売日:2019年9月1日
メーカー希望小売価格:税込65万4,500円

※写真のカラーはNinja 250 KRT EDITION

速く走るための武器「ブレーキ」性能ナンバーワン!

250ccスポーツを再び活性化させたカワサキニンジャ。初代ニンジャ250Rから数えて、現行モデルは3代目。ライバルより常に一歩先を行っているのが印象的だ。

「ニンジャは走り出してすぐに、低回転からトルクがブ厚いのがわかりますね。アイドリングすぐ上の発進トルクは抑えめで、そこから開けていくとイッキにトルクがあふれる感じ。フラットトルクで、パワー特性に谷がない」

画像1: 毎日街乗りするなら全域パワーのニンジャ250がいい!

試乗順が4車中の最後となっただけに、冷静にライバル4車を比較。面白いように性格が違う4モデルの中で、ニンジャのエンジンがいちばん全回転域でパワーがあった、という。

「パワーでいうと、CBR250RRが超高回転型で、YZF-R25は低回転と高回転で力があって、中回転でちょっと落ち込むタイプなのかな、と思いました。GSX250Rは方向性がまるで違うから比較しないけど、アイドリングから3000回転までのトルクはナンバーワン、ニンジャは全域でパワーが出ている感じでした」

これが、街乗りでの乗りやすさに通じるんじゃないか、と福田さんは言う。低回転から高回転までまんべんなく使う250ccの中でも、街乗りとなるとやはり低〜中回転エリアのトルクがモノを言う。これが、ニンジャの強みにつながっているのだ。

ちなみにトップ6速で2500回転も回していれば、街中を40〜50km/hくらいで流すことができるフレキシブルさも持っている。

「CBRが高回転まで回して本領を発揮するのに対して、ニンジャは中回転域からトルクがあるのが武器ですね。直線が長いコースならCBRだけど、きょう走っている桶スポなんかだとニンジャの方が速い気がします」

画像2: 毎日街乗りするなら全域パワーのニンジャ250がいい!

それと、福ちゃんがもうひとつ気になったのがニンジャのブレーキング。これが、走行を終えて真っ先に感想を漏らすほど「効く」のだそう。

「ニンジャはすごいブレーキが効きました。これ、単にブレーキローターとかキャリパーの性能じゃなくて、サスの動きやタイヤのグリップなんかの総合性能として、ブレーキングで強いバイクになっているような気がします。握り始めできれいにフォークが縮んで、ギュッと握るとタイヤとフォークが踏ん張って、どこまでも深いところで勝負できる気がする。サーキットでは、ブレーキって速く走るための道具だし、バトルに勝つための武器ですからね」

ハンドリングは軽快さと安定感をうまくバランスさせたもので、難しさがなく、上手い人は自由自在に扱えて、ビギナーは恐怖感なくコントロールできるキャラクターだという。

「ニンジャは何にも考えずに速く走れるバイクですね。街乗りでも、イージーに走って快適。今回はサーキット性能だから高速道路のことなんか触れませんけど、一定スピードの高速クルージングなんかラクだろうな」

画像: Kawasaki Ninja ZX-25R SE KRT EDITION

Kawasaki Ninja ZX-25R SE KRT EDITION

それよりも、4気筒のニンジャZX-25Rが気になる様子。発売したら、また今度もこの乗り比べ企画やってください、と予約が入りました(笑)。

「僕はスポーツバイク好きですけど、それは乗って速いかどうか、だけじゃない。速そうだな、コントロールしやすそう、カッコええなも、すべてスポーツ性なんです。カワサキ、ニンジャって言うだけで、いかにも走りそうな気がしますもん。それも大事ですよね」

カワサキ「Ninja 250」各部装備・ディテール解説

250㏄ツインスポーツの開拓者Ninja250もいまや3世代目。400/650/ZX-6R/ZX-10Rとニンジャシリーズ共通のデザインで、今回の試乗車カラーのレースイメージKRTエディションも用意される。

画像: 兄弟モデルと共通イメージのデザイン。ヘッドライトはLEDでロー/ハイ/ポジションを2灯ずつ装備する。

兄弟モデルと共通イメージのデザイン。ヘッドライトはLEDでロー/ハイ/ポジションを2灯ずつ装備する。

画像: セパレートハンドルはトップブリッジ上で、上体はややリラックスしたポジションをとれる。メーターはアナログタコつき。

セパレートハンドルはトップブリッジ上で、上体はややリラックスしたポジションをとれる。メーターはアナログタコつき。

画像: 水冷ツインDOHC4バルブエンジンは20度の前傾角を持つダウンドラフト構造で、アシスト&スリッパークラッチを標準装備。

水冷ツインDOHC4バルブエンジンは20度の前傾角を持つダウンドラフト構造で、アシスト&スリッパークラッチを標準装備。

画像: マフラーはエキパイ系を大径化してショート化。サイレンサーはヒートガードとエンドキャップを装備した高品質なもの。

マフラーはエキパイ系を大径化してショート化。サイレンサーはヒートガードとエンドキャップを装備した高品質なもの。

画像: ブレーキはNinja ZX-14Rと同径のφ310㎜ローター。フォークも400㏄クラス並みのφ41㎜サイズを持つ正立式。

ブレーキはNinja ZX-14Rと同径のφ310㎜ローター。フォークも400㏄クラス並みのφ41㎜サイズを持つ正立式。

カワサキ「Ninja 250」主なスペックと価格

全長×全幅×全高1990×710×1125mm
ホイールベース1370mm
最低地上高145mm
シート高795mm
車両重量166kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量248cc
ボア×ストローク62.0×41.2mm
圧縮比11.6
最高出力27kW(37PS)/12500rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.3゜
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-17M/C 54H・140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格消費税10%込 65万4500円

取材協力:桶川スポーツランド

画像: 桶川スポーツランド 埼玉県桶川市川田谷字上野7921-3 TEL.090-3234-8888/営業時間 8:00-17:00/木曜定休

桶川スポーツランド

埼玉県桶川市川田谷字上野7921-3
TEL.090-3234-8888/営業時間 8:00-17:00/木曜定休

今回の取材でお邪魔したのは、関東ロードレース聖地のひとつ、桶川スポーツランド。国際ライダーのレース準備の練習から、レンタルバイク&レンタル装備でのサーキット体験走行も可能なサーキットで、走行時傷害保険に加入すれば、コースライセンス不要、会員制度もない、間口の広いサーキット。

走行料金は女性・小学生が半日2200円から、成人が半日3700円が目安。スポーツ走行に参加するのに不安な人向けの「入門走行枠」もあり。走行スケジュール、走行料金など詳細は公式サイトをチェック!

ライダー:福田充徳/写真:富樫秀明/まとめ:オートバイ編集部 中村浩史

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