バイク芸人チュートリアル福田充徳さんがヤマハYZF-R25・ホンダCBR250RR・カワサキNinja250・スズキGSX250Rを一度に比較試乗! 今回はYZF-R25のインプレッションをお届けします。
ライダー:福田充徳/写真:富樫秀明/まとめ:オートバイ編集部 中村浩史

チュートリアル 福田充徳 さん

画像1: 【ヤマハ YZF-R25 編】チュートリアル福田充徳さんが250ccスポーツバイクを乗り比べ!〈サーキット試乗インプレ〉

ご存知バイク芸人こと福田充徳さん。自粛期間も明け、徐々に近距離ツーリングも再開。目下の楽しみは、仕事が始まらない午前中に30分くらい自宅まわりを流すこと(笑)。なかなか遠くまでツーリング行けないもんねぇ。

YZF-R25は、サーキットをいちばん気持ちよく走れた!

画像: YAMAHA YZF-R25 ABS 総排気量:249cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 最高出力:26kW(35PS)/12,000rpm 最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm 2020年モデルの発売日:2020年2月14日 メーカー希望小売価格:税込65万4,500円(ABS非搭載車は61万500円)

YAMAHA YZF-R25 ABS

総排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
最高出力:26kW(35PS)/12,000rpm
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
2020年モデルの発売日:2020年2月14日
メーカー希望小売価格:税込65万4,500円(ABS非搭載車は61万500円)

乗れてる気分になる上手くなった気がするYZF-R25

2019年のマイナーチェンジで倒立フォークを採用。いま250ccのカウル付きモデルでのベストセラーといえばYZF-R25だ。コンセプトは「毎日乗れるスーパーバイク」で、ストリートからスポーツランまで、幅広い守備範囲が評価されているモデルだ。

「R25は満足に乗ったことがないような気がしますね。街乗りはテレビの収録とかで少ししたかな。あんまり印象がないです」と福田充徳さん。

まずはスタイリングをじっくりチェック。MotoGPマシンの中ではホンダRC213Vがいちばんスキだけれど、ライダーとなればマーベリック・ビニャーレス好きの福田さん。YZF-R25のYZR-M1レプリカっぽい顔つきなんかも好印象だという。

画像1: YZF-R25は、サーキットをいちばん気持ちよく走れた!

「フルカウルスポーツは、やっぱりレーシングマシンに似てる方がいいですよ。その意味でR25はM1っぽい。たしかモンスターエナジーカラーもありましたよね。スポーツバイクがGPマシンのレプリカカラーだなんて、やっぱりワクワクするじゃないですか」

そのYZF-R25でコースインすると……まるで帰って来ない(笑)。実はこの車両、今回の試乗では4台中3番目に乗ったんだけれど、いちばん周回したのも、このYZF-R25だった。

「コースインしてすぐにペースが上げられますね。いろんな項目で、すごくバランスがいい! パワーとハンドリングのバランスもいいし、パワーでは高回転と低回転のバランスが、ハンドリングではコーナリングとストレートの安定性のバランスがいい。すごいですね、ヤマハハンドリングってこういうことなんかな。ロッシはこんなバイク乗ってんのやろうか(笑)」

福田さんがまず絶賛したのがハンドリングだった。直進安定性がピタッと決まっていて、コーナリングエントリーがいい、と。直進からバンクするきっかけが作りやすい、とも。

画像2: YZF-R25は、サーキットをいちばん気持ちよく走れた!

「ストレートがドンと速いわけじゃないんですよ。それでも、コーナリングに入るきっかけでタイムロスがない。倒立フォークも、ブレーキングに強いですね。パワーの感じとしてはニンジャに似てるんだけど、低回転から高回転へのつながりに盛り上がりがあって、そこがキモチいい!」

エンジンはパワフルというよりも、扱いやすい印象の方が強かったようだ。突出した回転域がないかわりに、どの回転域でも使いやすい。ちょっとしたミスも、すぐにリカバーできるエンジンのパワー特性なのだという。

「ブレーキングしすぎとか、シフトミスとかあるじゃないですか。その時の失速も少ないです。パワフルだっていうより、扱いやすい。開けたら速いし、エンジンブレーキの効きもスムーズでした。ハンドリングも含め、なんか自分が上手くなった感じがしますね」

自分が上手くなった気がするのは、楽しく走れている証拠。サーキットだからって無理しない、コントロールできるようになったら楽しい、って250ccのサーキットランのお手本だ。

「ひとつひとつのアクションが決まりやすいんですね。これ個人差もあるかもしれませんけど、僕はR25がいちばん気持ちよく乗れましたね。わー、走りが決まらへん、ブレーキングが一定せぇへん、ていうのがなかった。これ、大事なことやと思います。ラップタイム測っていちばん速いか、って言われると違うかもしれませんけどね」

ヤマハ「YZF-R25 ABS」各部装備・ディテール解説

国産4メーカーのカウル付き250ccスポーツモデルとしては最後発だが「毎日乗れるスーパーバイク」として2014年にデビュー。兄弟モデルとして320㏄のYZF-R3、ノンカウルモデルのMT-25もラインアップされており、2019年に倒立フォークを採用するなどしてマイナーチェンジ。2020年2月にはカラーチェンジされている。

画像: デュアルヘッドライトはLEDを採用。センターにM字型エアダクトを持つのも、ヤマハMotoGPマシンYZR-M1譲り。

デュアルヘッドライトはLEDを採用。センターにM字型エアダクトを持つのも、ヤマハMotoGPマシンYZR-M1譲り。

画像: フューエルタンクをカバーで覆い、ふくらみやタンク上面高さで上体のホールド性を高めた。タンク位置は従来比で20㎜低い。

フューエルタンクをカバーで覆い、ふくらみやタンク上面高さで上体のホールド性を高めた。タンク位置は従来比で20㎜低い。

画像: YZF-Rシリーズ共通のレイヤードカウルを採用し、カウル内の発熱を効率よく排出。センターカウルにウィングレットつき。

YZF-Rシリーズ共通のレイヤードカウルを採用し、カウル内の発熱を効率よく排出。センターカウルにウィングレットつき。

画像: YZF-R25はABSの有無を選択可能(価格差は4万5000円+税)。倒立フォークはφ37㎜、キャリパーは2ピストン。

YZF-R25はABSの有無を選択可能(価格差は4万5000円+税)。倒立フォークはφ37㎜、キャリパーは2ピストン。

画像: 2019年モデルからは待望の倒立フォークを採用されたYZF-R25。重量増を抑え、特にフロントのしっかり感が増した。

2019年モデルからは待望の倒立フォークを採用されたYZF-R25。重量増を抑え、特にフロントのしっかり感が増した。

ヤマハ「YZF-R25 」「YZF-R25 ABS」主なスペックと価格

全長×全幅×全高2090×730×1140mm
ホイールベース1380mm
最低地上高160mm
シート高780mm
車両重量167kg(ABSは170kg)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク60.0×44.1mm
圧縮比11.6
最高出力26kW(35PS)/12000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量95mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-17M/C(54S)・140/70-17M/C(66S)
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格消費税10%込 61万500円(ABSは税込65万4500円)

取材協力:桶川スポーツランド

画像: 桶川スポーツランド 埼玉県桶川市川田谷字上野7921-3 TEL.090-3234-8888/営業時間 8:00-17:00/木曜定休

桶川スポーツランド

埼玉県桶川市川田谷字上野7921-3
TEL.090-3234-8888/営業時間 8:00-17:00/木曜定休

今回の取材でお邪魔したのは、関東ロードレース聖地のひとつ、桶川スポーツランド。国際ライダーのレース準備の練習から、レンタルバイク&レンタル装備でのサーキット体験走行も可能なサーキットで、走行時傷害保険に加入すれば、コースライセンス不要、会員制度もない、間口の広いサーキット。

走行料金は女性・小学生が半日2200円から、成人が半日3700円が目安。スポーツ走行に参加するのに不安な人向けの「入門走行枠」もあり。走行スケジュール、走行料金など詳細は公式サイトをチェック!

ライダー:福田充徳/写真:富樫秀明/まとめ:オートバイ編集部 中村浩史

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