2020年9月15日、トヨタ自動車はハイトワゴンのルーミーをマイナーチェンジして発売。車両価格は155万6500円~209万円となる。

予防安全機能を強化して自転車や夜間の歩行者も検知対象に

ダイハツ トールのOEM供給を受けて2016年に誕生したトヨタ ルーミーは、取り回しやすい約3.7mの全長と室内空間を広くとった約1.7mの全高をもつ、5ドア5人乗りのコンパクトハイトワゴン。リアドアは両側スライドドアであることもあり、子育て世代をはじめとする幅広い層から支持を受けているモデルである。

このルーミーがマイナーチェンジを受けて発売された。

大きな変更点は全グレードに予防安全機能スマートアシストを標準装備させたことだ。これまでの検知対象だった昼間の歩行者・車両に加えて、バイクや自転車などの二輪車、そして夜間の歩行者も検知して衝突警報機能と衝突回避支援ブレーキ機能が作動するようになった。カスタム系の一部グレードにACC(全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール)を標準装備したこともトピックのひとつだ。

このほかにもフロントマスクのデザイン、シート形状やシート表皮を変更、またスマートフォンを充電できるUSB端子を標準装備、9インチディスプレイオーディオを全グレードにオプション設定するなどの機能充実化も図られている。

パワートレーンに変更はなく、1L直3エンジン(69ps/92Nm)と1L直3ターボ(98ps/140Nm)が用意されて、いずれもCVTを組み合わされる。

画像: マイナーチェンジを受けたトヨタ ルーミーのカスタム(右)と標準仕様(左)。コンパクトなボディと、最小回転半径4.6mの小回り性能の高さも売れている要因のひとつだろう。

マイナーチェンジを受けたトヨタ ルーミーのカスタム(右)と標準仕様(左)。コンパクトなボディと、最小回転半径4.6mの小回り性能の高さも売れている要因のひとつだろう。

ちなみに、従来ルーミーとはデザインの異なる兄弟車としてトヨペット店/ネッツ店で販売されてきた「タンク」は、今回のマイナーチェンジでラインアップからはずれ、今後この両系列店でもルーミーが販売されることとなる。

2016年11月の発売以来、国内販売台数ランキングで常に上位につけてきたこの2モデル。2020年1月〜6月期でルーミーは3万7622台(8位)、タンクは2万8458台(14位)とデビューから3年近く経過した現在も好調そのもの。この販売台数を合計すると6万6080台であり、この数字は現在2位のカローラ(5万7235台)と1位のライズ(5万8492台)を抜いて首位にあたるもの。

今後もこの勢いが維持されれば、年間販売台数ランキングでトップスリーをトヨタが独占することになる。販売チャンネルや車種の統合を進めると言われているなか、こうしたランキングの変動はこれからも続くのではないだろうか。

トヨタ ルーミー ラインアップ

X(1L直3エンジン):155万6500円(FF)/173万2500(4WD)
G(1L直3エンジン):174万3500円(FF)/191万9500円(4WD)
G-T(1L直3ターボエンジン):186万4500円
カスタムG(1L直3エンジン):191万4000円(FF)/209万円(4WD)
カスタムG-T(1L直3ターボエンジン):204万6000円

トヨタ ルーミー G 主要諸元

●全長×全幅×全高:3700×1670×1735mm
●ホイールベース:2490mm
●車両重量:1080kg
●エンジン:直3 DOHC
●総排気量:996cc
●最高出力:69ps/6000rpm
●最大トルク:92Nm/4400rpm
●駆動方式:FF
●トランスミッション:CVT

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