2020年9月13日に開催されたスーパーGT戦選手権第4戦のGT300クラスでは、予選13番手から追い上げた65号車LEON PYRAMID AMGがタイヤ無交換で走り切り、大混戦となった決勝レースで逆転勝利を飾った。

360号車RUNUP RIVAUX GT-Rの青木孝之がポール。独走かと思われたが

ウエットとドライの狭間で大混乱となった土曜日の予選では、360号車RUNUP RIVAUX GT-Rの青木孝之がQ2でトップタイムをマーク。自身10回目のポールポジションとなったが、前回の獲得は2009年という11年ぶりのこと。そして2番手には今年マシンをスイッチし苦戦していた25号車HOPPY Porscheが並んだ。

画像: 360号車GT-Rに25号車ポルシェ、その後方で61号車BRZが31号車プリウスを交わす。

360号車GT-Rに25号車ポルシェ、その後方で61号車BRZが31号車プリウスを交わす。

セーフティカー導入されるも、360号車GT-Rが大差をつけて独走状態に

スタート直後から2番手以下を引き離しにかかる360号車RUNUP RIVAUX GT-Rだったが、9周目に起こった他車のクラッシュによりセーフティカーが導入される。これにより5秒以上あったマージンはあっという間に帳消しとなり、レースは15周目に再開。その後、360号車GT-Rは快調にペースを上げて再び後続に差をつけて32周を終えたところで予定通りにピットインしドライバー交代、給油そしてタイヤ交換を迅速に行いトップのまま再びコースへ。

画像: ベテラン青木孝之がトップを独走、久々にその存在感を見せつける。

ベテラン青木孝之がトップを独走、久々にその存在感を見せつける。

ピット作業時間を短縮した65号車AMGがトップに立つ

しかし、ピットアウト直後の360号車GT-Rのインを抜き去ってゆくマシンが現れた。13番手スタートの65号車LEON PYRAMID AMGは、21周でピットに入るがタイヤを交換せず、虎視眈々と逆転を狙って追い上げていたのだ。43周目に再びセーフティカー導入となるとトップ2台は接近戦へと突入する。ところがゴールまで残り4周となったところで、追いかける360号車がまさかのガス欠によりストップしてしまう。65号車LEON PYRAMID AMGはそのまま59周でトップチェッカーを受けてGT300クラスを制した。

画像: 65号車AMGの足元を支えるのはGT300クラスでシリーズ2連覇中のブリヂストンタイヤ。

65号車AMGの足元を支えるのはGT300クラスでシリーズ2連覇中のブリヂストンタイヤ。

GT300クラス 決勝結果

1位 65号車 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2位 88号車 JLOC ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)
3位 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
4位 96号車 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
5位 21号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太郎/近藤翼)
6位 11号車 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
7位 55号車 ARTA NSX GT3(高木真一/大湯都史樹)
8位 25号車 HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)
9位 4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
10位 34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/ジェイク・パーソンズ)
11位 10号車 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R(星野一樹/石川京侍)
12位 60号車 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/河野駿佑)
13位 2号車 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)
14位 18号車 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/松浦孝亮)
15位 31号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)
16位 6号車 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗)
17位 33号車 エヴァRT初号機 X Works R8(ショーン・トン/木村武史)
18位 9号車 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3(藤井誠暢/K.コッツォリーノ)
19位 35号車 arto RC F GT3(佐々木雅弘/堤優威)
20位 56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/J・P・デ・オリベイラ)
21位 48号車 植毛ケーズフロンティア GT-R(田中優暉/飯田太陽)
22位 50号車 ARNAGE AMG GT3(加納政樹/山下亮生)
23位 5号車 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号(坂口夏月/平木湧也)
24位 30号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学)
25位 52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
26位 244号車 たかのこの湯 RC F GT3(久保凛太郎/三宅淳詞)
27位 360号車 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝之/柴田優作)

画像: この勝利で蒲生・菅波ペアは1ポイント差のランキング2位に浮上した。

この勝利で蒲生・菅波ペアは1ポイント差のランキング2位に浮上した。

GT300クラス ドライバーズランキング(上位10組)

1st 平中克幸/安田裕信(11号車 GAINER TANAX GT-R)40pt
2nd 蒲生尚弥/菅波冬悟(65号車 LEON PYRAMID AMG)39pt
3rd 井口卓人/山内英輝(61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT)34pt
4th 加藤寛規/柳田真孝(2号車 シンティアム・アップル・ロータス)31pt
5th 吉田広樹/川合孝汰(52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT)25pt
6th 高木真一/大湯都史樹(55号車 ARTA NSX GT3)19pt
7th 藤波清斗/J・P・デ・オリベイラ(56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)16pt
8th 小林崇志/松浦孝亮(18号車 UPGARAGE NSX GT3)15pt
9th 小暮卓史/元嶋佑弥(88号車 JLOC ランボルギーニ GT3)15pt
10th 星野一樹/石川京侍(10号車 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R)13pt

画像: 11号車GAINER TANAX GT-Rが6位入賞でシリーズランキングトップの座を辛くもキープ。

11号車GAINER TANAX GT-Rが6位入賞でシリーズランキングトップの座を辛くもキープ。

写真提供 GTA

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