2020年9月12日、13日に栃木県ツインリンクもてぎで開催されたスーパーGT選手権第4戦GT500クラスにおいて、予選2番手からスタートしたKEIHIN NSX-GTが早くも今季2勝目を達成。シリーズランキングでもスープラ勢を抜きトップに躍り出た。

ZENT GR Supraがポールポジション

シリーズ折り返し点となる第4戦のツインリンクもてぎ、無観客での開催もこれが最後となる。土曜日の予選では、ホームグラウンドで好調なNSX勢を抑えて38号車ZENT GR Supraがポールポジションを獲得した。スープラ勢では比較的ウェイトの軽い39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraも4番手。フロントロウに並ぶ2番手には17号車KEIHIN NSX-GTが、以降7位までのポジションに残りのNSXが顔を揃える。GT-R最上位は3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの10番手、その後ろに前戦のウィナー23号車MOTUL AUTECH GT-Rと再び苦戦が予想されるポジションに。

画像: ポールスタートの38号車スープラを17号車以下NSX勢が追いかける展開。

ポールスタートの38号車スープラを17号車以下NSX勢が追いかける展開。

スープラvsNSXのドッグファイト

レースがスタートすると、38号車スープラ、17号車NSXに続き64号車Modulo NSX-GTが後続を引き離し3台のトップ集団となる。その後64号車がやや遅れると上位2台は接近戦を繰り広げ、38号車スープラの隙を17号車NSXが伺いながら周回を重ねる。そして8周目、現れたGT300クラスの後方グループを38号車が抜きにかかるその僅かな隙を捉え、ベルトラン・バゲットが駆る17号車KEIHIN NSXがトップに浮上する。

画像: レース序盤は38号車スープラと17号車NSXのドッグファイト。

レース序盤は38号車スープラと17号車NSXのドッグファイト。

2度のセーフティカーランを挟むも首位をキープ

レースはその後クラッシュによるマシン撤去、接触によりる落下物の回収など2度に渡りセーフティーカーが導入される。一旦は大きくリードを広げた17号車NSXが再び38号車スープラに差を詰められるが、後半スティントを担当する塚越広大は失った10秒のマージンをものともせず2番手以下をさらに引き離す力走を見せる。そして迎えた62周目、7秒以上の大差をつけ今季2勝目となるトップチェッカーを受けた。それまでランキング首位の36号車au TOM'S GR Supraが11位のノーポイントに終わり、これで17号車KEIHIN NSX-GTの2人がシリーズランキングトップに立った。

画像: 17号車NSXが38号車スープラの前に立ち、ドライバー交代後もそのポジションは譲らなかった。

17号車NSXが38号車スープラの前に立ち、ドライバー交代後もそのポジションは譲らなかった。

GT500クラス 決勝結果

1位 17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
2位 38号車 ZENT GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
3位 16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/笹原右京)
4位 14号車 WAKO'S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)
5位 100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
6位 37号車 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/ニック・キャシディ)
7位 3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
8位 23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
9位 39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
10位 64号車 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
11位 36号車 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
12位 12号車 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)
13位 24号車 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーテンボロー)

画像: シーズン前半の4戦中2勝、悲願のシリーズ制覇なるか。

シーズン前半の4戦中2勝、悲願のシリーズ制覇なるか。

GT500クラス ドライバーズランキング(上位10組)

1st 塚越広大/ベルトラン・バゲット(17号車 KEIHIN NSX-GT)43pt
2nd 関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ(36号車 au TOM'S GR Supra)41pt
3rd 平川亮/ニック・キャシディ (37号車 KeePer TOM'S GR Supra)38pt
4th 山本尚貴/牧野任祐(100号車 RAYBRIG NSX-GT)32pt
5th 大嶋和也/坪井翔(14号車 WAKO'S 4CR GR Supra)32pt
6th 立川祐路/石浦宏明(38号車 ZENT GR Supra)28pt
7th 松田次生/ロニー・クインタレッリ(23号車 MOTUL AUTECH GT-R)25pt
8th 中山雄一(39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)19pt
9th 平手晃平/千代勝正(3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)16pt
10th 武藤英紀/笹原右京(16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)12pt

画像: 2台のトムス勢スープラはあろうことか同士討ちに、36号車はランク首位から陥落。

2台のトムス勢スープラはあろうことか同士討ちに、36号車はランク首位から陥落。

写真提供 GTA

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