というわけでスーパーカブを実際に軽トラに積んでみるんだけど、積むためのランプ(ラダーレール)にもいろんな長さがあるわけで。スーパーカブを積むのに最適な長さってあるんじゃなかろうかと思ったのでダートフリークさんの協力を得て検証してみた。しかもいつものスーパーカブ90だけじゃなく、CT125、つまり新型ハンターカブでも試してみたぞ。

注意:記事中ではタイダウン2本で固定していますが、固定方法、タイダウンの本数、固定位置など状況によって固定方法は変わります。また、記事中の固定方法が最適であるとも言い切れません。あくまでも一例とお考えいただき、くれぐれも車載する際は、ご自身の判断で十二分に安全が確保できるよう、慎重に行ってください。またバイクを積載するクルマの積載可能重量を確認の上、必ず過積載にならないよう注意して下さい。

ランプ(ラダーレール)といえばダートフリーク

ランプ(ラダーレール)やCT125を取材させていただいたのは、愛知県瀬戸市のダートフリークさん。前回のライテクオフロード編で使わせていただいたスラムパークを運営してたりもする。
いつもありがとうございます。

画像: スーパーカブにベストなランプ(ラダーレール)はどの長さ!? 車載の角度を考える。カブを車載するのだ前編〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.37〉

DIRTFREAK

国内を代表するオフロード総合企業。オリジナルパーツや海外パーツなど、オフロード好きならだれもが一度はお世話になってるはず。さらにオフロードバイクだけでなく、MTBやキッズ向け電動サイクル、さらにはコース運営などの展開も行う。自社ブランドであるZETA製品は、8耐などのロードレースでも使用されている。

今回使う車両は、ダイハツ ハイゼットトラック。

今回カブを積むのは軽トラ。積むといえばやはり軽トラだよね。というわけで、新城ツーリングでお付き合いいただいたHC氏がダイハツのハイゼットトラックを持ってるのでお願いして持ってきてもらった。

ちなみに軽トラの種類ってものすごく減っててて、今残ってるのはダイハツ ハイゼットトラック、スズキ キャリィ、そしてホンダのアクティトラック。あとはそれらのOEM。なんだけどアクティトラックは2021年6月に生産終了が決まってる。
というわけで残るはハイゼットトラックとキャリィ。あとそのOEM車。さみしいけど仕方ない。

軽トラの荷台寸法はどれでも似たような感じ。

今回はダイハツ ハイゼットトラックだけど、スズキ キャリィもホンダ アクティトラックも荷台高、荷台幅、荷台長は大体似たようなもの。具体的には、こう。

  • 荷台高/650mm(キャリィ)、660mm(ハイゼットトラック、アクティトラック)
  • 荷台幅/1410mm(キャリィ、ハイゼットトラック、アクティトラック)
  • 荷台長/1940mm(キャリィ、ハイゼットトラック、アクティトラック)

キャリィの荷台高以外は同じと思ってよさそう。荷台高も10mmの違いなので、スーパーカブを積む観点からはあんま変わらない気がする。

ハイゼットトラックにスーパーカブ&ハンターカブを積んでみた。

DRCハイブリッドランプ ストレートタイプ(150cm)

DRCハイブリッドランプ 折りたたみタイプ(180cm)

DRCハイブリッドランプ 折りたたみタイプ(210cm)

画像: 見ての通り余裕。あまりに余裕過ぎてエンジン底部のアップ撮り忘れた。

見ての通り余裕。あまりに余裕過ぎてエンジン底部のアップ撮り忘れた。

画像: こんだけ長さあると押すのも楽よ。

こんだけ長さあると押すのも楽よ。

UNITトラックランプ 軽用(220cm)

画像: 今回の最大長だけあって快適そのもの。あと、ハイブリッドランプより相当ごついので、安心感もあるね。

今回の最大長だけあって快適そのもの。あと、ハイブリッドランプより相当ごついので、安心感もあるね。

画像: うん、まあ余裕。

うん、まあ余裕。

で、一通り試したけど、まとめは最後に。その前に自前のコンパクトカーでも実験実験。

自前のフリードスパイク(絶版車)だとこんな感じ。

でね、若林はホンダのフリードスパイクに乗ってるんですが、スーパーカブならぎりぎり載せれるのよね。高さがほんとギリギリなんだけど(伏線)。ちなみに荷室高は約630mm。

せっかくだからCT125が目の前にあるので、載せれるかやってみよう。

画像1: 自前のフリードスパイク(絶版車)だとこんな感じ。

あれっ?

画像2: 自前のフリードスパイク(絶版車)だとこんな感じ。

無理っぽい。

ハンドルクランプを緩めてハンドルバー自体を傾ければ行けるかもしれないけど、ディスクブレーキなのでエアの混入が怖い。
カタログ値でいうとCT125の方が40mm高いんだけど、その違いが割と致命的ね。

自分でCT125買うならてっとりばやく、低いハンドルに交換しちゃうかな。
楽に積みたいし。

仕方ないのでスーパーカブだけやっておこう。

DRCハイブリッドランプ ストレートタイプ(150cm)

DRCハイブリッドランプ 折りたたみタイプ(180cm)

画像: この原稿作ってて全体図撮り忘れたことに気づいた。とりあえず干渉なかったし短いし、フリードスパイク&スーパーカブにはベストバランス。

この原稿作ってて全体図撮り忘れたことに気づいた。とりあえず干渉なかったし短いし、フリードスパイク&スーパーカブにはベストバランス。

DRCハイブリッドランプ 折りたたみタイプ(210cm)

画像: 余裕すぎるぜ。長いだけあって載せやすさは最高。ぶっちゃけ3本どれでも好みで選んで大丈夫。

余裕すぎるぜ。長いだけあって載せやすさは最高。ぶっちゃけ3本どれでも好みで選んで大丈夫。

画像: フリードスパイクにスーパーカブを積んでみるとこんな感じ。

フリードスパイクにスーパーカブを積んでみるとこんな感じ。

画像: ハイブリッドランプ折りたたみタイプ(180cm)なら、横にも積めるぞ。カブを載せるとこうは積めないけど、コンパクトさは伝わるかな、と。で、まあそんなこんなでこれ買っちゃった。

ハイブリッドランプ折りたたみタイプ(180cm)なら、横にも積めるぞ。カブを載せるとこうは積めないけど、コンパクトさは伝わるかな、と。で、まあそんなこんなでこれ買っちゃった。

気づいてしまった。短い方がゲートのてっぺんに当たらなくて入れやすい。

で、新しいランプ(ハイブリッドランプ折りたたみ式180cm)を買って、自分で積んでみたんですが、なんか今までもってたラダーより積みやすい。
前のアーチ形リーズナブルラダーレール(210cm)だと、荷室の入り口てっぺんにひっかかりそうだったんですよ。ハンターみたいに。
なのにハイブリッドランプ(180cm)だとなぜかするッと入る。

なんでだろうと思って図に書いてみたら、ランプ(ラダーレール)は、短い方が上に引っかかりにくいということに気づきましたよ。すごい衝撃だった。
みんな知ってて常識かな。なんかショックだけど一応図に書いてみた。

画像: スーパーカブの絵は全長1805mm、全高1015mm(最大高をヘッドライトリム部)としています。

スーパーカブの絵は全長1805mm、全高1015mm(最大高をヘッドライトリム部)としています。

ざっくりした図だし、サスの縮みとかも考慮してないので、あくまでイメージ図です。
何が言いたいかっていうと、

長かったりアーチがあったりして、ランプが水平に近いほど上に引っかかりやすくなる
短かくてランプの角度がきついとエンジン下を擦りやすくなる

って感じ。
エンジン下を擦りそうになる=高さが下がってるってことなのかな。

CT125&ハンターをリベンジ。積めた!

というわけでどうしても気になったのでCT125でリベンジしてきた。
まずはハイブリッドランプ折りたたみ式(180cm)から。

DRCハイブリッドランプ 折りたたみタイプ(180cm)

DRCハイブリッドランプ ストレートタイプ(150cm)

積めました! ただ、さすが開口部でこれだけ苦戦するだけあって、積んだ後も天井はギリギリ。めちゃまっすぐに固定しないと天井に引っかかりそう。

画像: 一応、垂直に立てれば干渉はしないが、ギリギリ。

一応、垂直に立てれば干渉はしないが、ギリギリ。

というわけで、若林がハンター買うならやっぱハンドルを低くするかな。

今回のまとめ。

軽トラの場合は、トラックランプをオススメしたい。できることが増えるってのは正直捨てがたい。軽さ、コンパクトさにこだわるならハイブリッドランプ折りたたみタイプ(210cm)かな。載せるの楽だし、屋根がないから上にぶつかることも考えなくて良いので。
あくまで若林の考えなので、ご参考程度に。

フリードスパイクならハイブリッドランプ折りたたみタイプ(180cm)が良さげ。積みやすさ、ゲート上部への干渉、コンパクトさのバランスが素晴らしい。
低床だったり、ハイルーフだったりで荷室ゲートが広く使える車種なら、正直どれも良いかな。
すごい低床な車なら150cmストレートにして、軽さとコンパクトさを活用するのも。

ただ、フリードスパイクなら積めたけど、そもそもコンパクトカーだとかなり条件厳しいので、カブを積むなら軽バンか、ノア/ボクシー、ステップワゴンとかのが楽っぽい。

とはいえ、若林の感想です。あと、積みたいカブやクルマの車種、仕様、個体差でも変わってくるので、あくまでもご参考までに。

次回予告

今回は軽トラに積んでみたので、お次は大人気の軽バン「ホンダ N-VAN」でやってみますよ。
もちろん、ハンターカブとスーパーカブの2台体制。
N-VAN、気になってたんですよね。欲しくなりそうで怖い。

写真・文:若林浩志

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若林浩志/プロフィール

愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。

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