17インチカスタムZを望むオーナーの理想型

カワサキZ900RSのルーツでもある元祖4ストDOHC4気筒スポーツモデル、Zシリーズ。今でもその人気は衰えるところを知らない。楽しみ方にもノーマル派とカスタム派とがあるが、どちらにしても登場から50年近くを経ることもあって、何らかの手を入れることは必須だし、車両価格自体も高騰したままという状況が続いている。

カスタム派にも、ベース車の状態が出来るだけ良いことが以後の費用や手間を考えてもいい結果につながる。あとからの手直しの確率が下げられるし、そもそも手を入れる時の作業を増やさずに済む。ただ、状態のいいものは高いし、そこからカスタム化をするにはトータルコストもかかることになる。となればカスタムを前提に各部見直しがされたものをベースにすれば、それは抑えられる。

画像1: 17インチカスタムZを望むオーナーの理想型

ACサンクチュアリーによるZ1ベースのコンプリートカスタム、RCM(Real Complete Machine)-503はそこに嵌まった1台だ。

カスタムZを楽しもうと車両探しをしていたオーナーは、作業が進んでいたこの車両を購入。基本となる17インチ化は済んでいて、そこからは自分の望む形でパーツや仕様をすり合わせていく。

画像2: 17インチカスタムZを望むオーナーの理想型

これがノーマルスタートだった場合、まず使わなくなる部分=ノーマルホイールほか足まわりを外し、フレームなどの各部は点検(場合により修正)→加工という手順を踏んだ後にカスタム化するから、その手間も省ける。それにRCMの場合、17インチカスタムとしての素性が既に織り込まれている。

その車体に長く楽しむためのライフパッケージメニュー930cc仕様エンジンを搭載し、望む性能面を満たす。その上で外装も希望のキャンディオレンジ火の玉、キャブレターもオレンジ×黒仕様としてシンプル&アダルティックな中に主張を込めて全体をまとめる。こうして思い描いていたカスタムZの仕様を、RCMという形で具体化。これなら長く楽しめるはずだ。

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ステアリングステムは、前後17インチホイール化でのトレール量確保とスポーツ性重視でのオフセット[純正値:60mm→]35mmとなるスカルプチャーφ43・SPステムキットTYPE-1に。ハンドルバーはPOSH、フロントマスターはブレンボRCSコルサコルタでクラッチ側はRCS。ともにラインはアレーグリ・ショルトシステムを使う。

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外装は奥進によって火の玉カラー(初期型キャンディートーンブラウンのパターンとカラー)にペイント。火の玉部分はオーナーの依頼でキャンディオレンジを選択しているが、往時のパターンそのままに、現代的な雰囲気もきれいにミックスしている。

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シートはRCMのために製作されるデイトナRCMコンセプトCOZYシートを装着。こうした専用パーツ群の存在もRCMの特徴のひとつなのだ。

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テールカウル/サイドカバー/燃料タンク等の外装はZ1オリジナル形状をキープ。タンクともども塗装も行って、全体のZらしさを作り出す。

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エンジンはノーマルから1mmボアを拡大したφ67×66mmの930cc仕様。圧縮比も[純正値:8.5→]10.8:1に上げてシャープさを高め、長く楽しめるRCMのライフパッケージ仕様だ。バルブガイド入れ替えやシートカット加工、PAMSクラッチハウジングフルコンバート等も行ってある。

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キャブレターはヨシムラミクニTMR-MJNを選択。メインボアはφ36mm、ファンネルは低速/高速の2ウェイ開口部を持つデュアルスタック仕様だ。

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フロントはφ[純正36mm→]43mmとなるオーリンズRWUフォーク(サンクチュアリーE×Mモードによる)。リヤまわりはスカルプチャーRCM専用スイングアーム+オーリンズ・レジェンドツインショックの組み合わせ。ホイールはO・Z GASS RS-AのZRX1200用の流用で[1.85-19/2.15-18→]3.50-17/5.50-17サイズとした。

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フレームはストリート17インチ補強のサンクチュアリーST-2で、ヘッドパイプ下にはさらにST-3メニューを追加しているという。ステップはナイトロレーシング製を装着。

取材協力:ACサンクチュアリー本店

記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ

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画像: handl-mag.com
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