レースで勝つために開発されたホンダCBR1000RR-R FIREBLADE/SP。その内部にはどういった最新機構が組み込まれているのか? エンジン、フレーム、足回り、吸排気系のメカニズムを解説する。
画像: Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP 総排気量:999cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 最高出力:218PS/14500rpm|最大トルク:11.5kgf・m/12500rpm 発売日:2020年3月20日 メーカー希望小売価格:278万3000円

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP

総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:218PS/14500rpm|最大トルク:11.5kgf・m/12500rpm
発売日:2020年3月20日
メーカー希望小売価格:278万3000円

エンジン

RC213Vのノウハウが活きる

218PSを誇る史上最強のホンダ直4。RC213Vと同じボア・ストロークを採用することで、最強のレーシングテクノロジーを投入している。高回転化には欠かせないフィンガーフォロワーロッカーアームを始め、セミカムギアトレーン、チタンコンロッド、特殊処理を施した鍛造ピストンなど、高価な素材を惜しみなく採用している点に注目だ。

画像: RC213Vと同じ、ボア81㎜、ストローク48.5㎜という、超オーバースクエアな設定のエンジン。コンパクトな燃焼室を実現し、パワーはホンダ直4最強の218PSを発揮する。

RC213Vと同じ、ボア81㎜、ストローク48.5㎜という、超オーバースクエアな設定のエンジン。コンパクトな燃焼室を実現し、パワーはホンダ直4最強の218PSを発揮する。

画像: 吸入空気量を確保するため、スロットルボア系は52㎜に拡大。バタフライ〜バルブシートの容積を減らしてレスポンスも向上させた。

吸入空気量を確保するため、スロットルボア系は52㎜に拡大。バタフライ〜バルブシートの容積を減らしてレスポンスも向上させた。

画像: 通常ならロッカーアーム側にコーティングを施すのだが、CBRではカムシャフト側にDLCコーティングを施している。

通常ならロッカーアーム側にコーティングを施すのだが、CBRではカムシャフト側にDLCコーティングを施している。

カムチェーンの長さをできるだけ短縮して駆動ロスを少なくし、効率を高めるためにセミカムギアトレーン方式を採用している。

インテーク側のバルブ挟み角はわずか9度。これでコンパクトな燃焼室形状を実現。混合器の流速も2%アップしている。

画像: 鍛造ピストンは直4エンジンとしては最大となるボア81㎜。表面処理はRC213Vと同じ。

鍛造ピストンは直4エンジンとしては最大となるボア81㎜。表面処理はRC213Vと同じ。

画像: レーシングエンジンに多用されているチタンコンロッドを採用。軽量化も実現している。

レーシングエンジンに多用されているチタンコンロッドを採用。軽量化も実現している。

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