2020年9月6日、東京・渋谷のユーロライブにて、60年代の若者たちの孤独や不安、そして衝動を描いた映画作家、ピーター・エマニュエル・ゴールドマン監督の特別上映が開催。

ピーター・エマニュエル・ゴールドマンとは

1939年NY生まれ。1964年にアメリカで処女作『Echoes of Silence』を監督し、イタリア・ペサロ映画祭で特別監督賞を受賞。メカスやソンタグらより国内で高く評価されただけでなく、ビエットやゴダールらフランスの映画人たちからも絶賛された。
65年に短編『Pestilent City』を監督。66年にパリに渡り、長編第2作『Wheel of Ashes』(1968)を制作。だが、その後ゴールドマンは映画製作から離れ、ユダヤ人としてのアイデンティティに傾倒してゆく。
60年代に前衛映画作家として世界各国の映画祭で賞賛を浴びながら、NYとパリで撮られた2本の強烈な作品を残して映画界から離れていった、稀代な監督である。

今回上映される2作は、

『Echoes of Silence』沈黙のこだま
NYをさまよう20代の若者たちを記録した、ニュー・アメリカン・シネマの記念碑的作品。街をぶらつく若者たちのやりきれなさや衝動を、手書きのインサートタイトルとさまざまなレコードに乗せて描き出す。(1964/アメリカ/74分/スタンダード)
『Wheel of Ashes』灰の車輪
混沌とした世俗的な欲望と、心の平穏を神に求めるはざまで苦悩する青年の姿を描く。愛や真理を求めて68年のパリを彷徨う主人公をピエール・クレモンティが演じた。(1968/フランス/95分/スタンダード)

2020年9月6日 開場:渋谷 ユーロライブ
料金:各作品とも一律1500円
18:00 『Echoes of Silence』沈黙のこだま
19:30 『Wheel of Ashes』灰の車輪
上映後トークつき
ゲスト:赤坂太輔(映画批評家)、中原昌也(ミュージシャン/作家)

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