オーストラリアのVm moto社がリリースする「SUPER SOCO」は、スクーターが中心のEVの中にあって希少なスポーツタイプのEVモデルをラインアップする。軽二輪相当の規格となるTC Maxを試乗チェック!

スーパーソコ「TC Max」試乗インプレ&解説(太田安治)

走りを楽しめる貴重な存在のEVモデル

画像: SUPER SOCO TC Max クラス:軽二輪(AT普通二輪免許で運転可能) メーカー希望小売価格:税込49万2800円

SUPER SOCO TC Max

クラス:軽二輪(AT普通二輪免許で運転可能)
メーカー希望小売価格:税込49万2800円

EVバイクの後輪駆動方式は2種類ある。ホイールのハブ部分にモーターを内蔵してダイレクトにホイールを駆動する「インホイールモーター」式はEVならではの構造で、既存の車体構成を踏襲できるので開発に要する時間が短く、製造コストも抑えられる。ただしバネ下重量が増えるため、運動性能と乗り心地面では不利。現実的には走行速度域が低いコミューターモデル向きだ。

「スーパーソコ」ブランドの原付一種区分と軽二輪区分のスクーター、原付2種区分のフルサイズモデルはすべてインホイールモーター式だが、このTCマックスだけは車体側にモーターを搭載し、ベルトを介して後輪を駆動する仕様。スポーツモデルに相応しいハンドリング特性を実現するために、コスト増を承知のうえでインホイールモーターを採用しなかったのだろう。

画像1: スーパーソコ「TC Max」試乗インプレ&解説(太田安治)

道路運送車両法では軽二輪に区分されるが、車格は125ccクラスより一回り小さく、車重も103kgほどなので、かつてのフルサイズ50ccモデルと同等。これで高速道路を走れるというのは何とも不思議な感じだ。

電気モーターの特性として低回転から一気にトルクが立ち上がるので、スロットルをワイドに開けると想像以上に鋭いダッシュをみせる。ハンドル右側のスイッチ部に誤発進防止装置が付けられていることにも納得だ。

画像2: スーパーソコ「TC Max」試乗インプレ&解説(太田安治)

4500W(約6.1馬力)の最大出力はかつての50㏄スポーツより低いが、モーター特有のトルクで体感的には125cc並みの速さ。特に低中速コーナーからの立ち上がり加速に優れているので、ミニサーキットやジムカーナのようなシチュエーションでは意外なほどの実力を発揮しそうだ。

コミューターユースなら充分な航続距離だし、50万円以下という価格も現実的な設定だ。

スーパーソコ「TC Max」主なスペックと価格

[全長×全幅×全高]1982×740×1031㎜
[ホイールベース]1347㎜
[最低地上高]189㎜
[シート高]770㎜
[車両重量]約103.5㎏
[バッテリー種類]リチウムイオン電池
[バッテリー定格出力]3.24kwh
[充電時間]7〜8時間
[航続距離]110㎞以上
[最高速度]95㎞/h以上
[最高出力]4.5kw
[最大トルク]NA
[レイク角/トレール量]NA
[変速機形式]無段変速 
[ブレーキ形式 前・後]ディスク・ディスク 
[タイヤサイズ 前・後]90/80-17・120/70-17
[メーカー希望小売価格]税込49万2800円

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