EVならではの強力ダッシュで、リッタースポーツに迫るパフォーマンスを誇る本格EV、ゼロモーターサイクルズの「SR/F」が日本に上陸した。均整の取れたスタイルも魅力の、アメリカ生まれのスーパーEVに試乗してみたぞ!

ゼロモーターサイクルズ「SR / F」試乗インプレ&解説

EV時代の到来を感じる本格的な仕上がりと走り

画像: Zero Motorcycles SR / F 免許区分:AT限定大型二輪免許・大型二輪免許 車両区分:(電動)大型自動二輪車 車検:免除 メーカー希望小売価格:税込330万円

Zero Motorcycles SR / F

免許区分:AT限定大型二輪免許・大型二輪免許
車両区分:(電動)大型自動二輪車
車検:免除
メーカー希望小売価格:税込330万円

スポーツモデルには運動性能と操る楽しさが求められるだけにEV化は難しいとされてきたが、SR/Fに試乗して感じたのは、バッテリー性能とバッテリー管理システムの進化が想像以上に早く、EVスポーツの時代はすでに幕を開けているということだ。

気になるパワーは110馬力。カワサキ・Z900RSが111馬力、ヤマハ・MT‐09が116馬力だから900cc級と捉えればいい。しかし、最大トルクはホンダ・ゴールドウイングの1833㏄エンジンが発生する17.3㎏-mを大きく上回る19.37㎏-mという驚異的な数値。このモーターならではの特性がSR/Fの乗り味を決定づけている。

画像: カラー:レッド

カラー:レッド

ライディングモードは4種類+任意設定できるカスタムがあるが、今回は試乗時間とバッテリー残量の都合でストリートモードで試乗した。

動き出しから力強く、極低速から直線的に速度を乗せていく感覚はEV特有。試乗コースはスポーツモデルで何度も走っているサーキットだが、エンジンブレーキの効き、スロットルオン/オフに対する反応に唐突さがなく、フルバンク中の微妙なコントロールにも自然に応えてくれる。走行中はさほど重さも感じないから、スポーツ性は充分。

画像: カラー:グレー

カラー:グレー

むしろ重量物が集中していることで、旋回中と切り返し時の安定性は900ccクラスのネイキッドモデルよりも高いほど。しかも高度な電子制御により、コーナー立ち上がりではパワースライドを心配せずにスロットルを大きく開けられ、強大なトルクが生む豪快な加速を安心して堪能できる。ガソリンエンジンとは種類の違う楽しさがあるのだ。

気になるのは航続距離だが、カタログ値は最大259km、高速道路(89km/h巡航)で159kmなので、片道80km/h以内ならツーリングもできそう。個人的には小さめのサーキットで思い切り走ってみたい。

ゼロモーターサイクルズ「SR / F」主なスペックと価格

[全長×全幅×全高]NA
[ホイールベース]1450㎜
[最低地上高]NA
[シート高]787㎜
[車両重量]約220㎏
[バッテリー種類]リチウムイオン電池
[バッテリー最大定格容量]14.4kwh
[充電時間]4.5時間
[最大航続距離]259㎞以上
[モーター種類]ZF75-10モーター
[最高出力]110PS/5000rpm
[最大トルク]19.37㎏-m
[キャスター角]24.5度
[トレール量]94㎜
[変速機形式」無段変速
[ブレーキ形式 前・後]φ320㎜ダブルディスク・φ240㎜ディスク
[タイヤサイズ 前・後]120/70ZR17・180/55ZR17
[メーカー希望小売価格]税込330万円

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