アップハンドルを備えたワイルドなスクランブラーテイストのロードスポーツ、スヴァルトピレン・シリーズに、新たに250が加わった。兄貴分同様の魅力的なスタイリングと元気のいい走りを、車検を気にせず楽しめる魅力的にニューモデルだ!

ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン250」試乗インプレ&解説(太田安治)

個性際立つスタイルとイキのいい走りが魅力

画像: Husqvarna Motorcycles Svartpilen 250 総排気量:248.8cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 メーカー希望小売価格:税込59万9000円

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 250

総排気量:248.8cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
メーカー希望小売価格:税込59万9000円

ハスクバーナは1903年にスウェーデンでオートバイの製造を開始し、60年代からはモトクロスやエンデューロ、スーパーモタードなどの世界選手権で大活躍した。

現在はハスクバーナ・モーターサイクルズとしてオーストリアのKTMグループに属し、ロードスポーツはスヴァルトピレン、ビットピレンの2シリーズを693㏄、373㏄、249㏄の排気量で展開中。このスヴァルトピレン250はそこに加わった注目の一台だ。

エンジンはKTMの250デュークの系統だが、オリジナリティあふれるデザインのスヴァルトピレンは雰囲気が全く異なる。タンクからサイドカバー、シートレール部分までを繋げたフォルム、タンク上のキャリアやサイドの張り出しなど、他メーカーにはない「北欧デザイン」が異彩を放っている。

画像1: ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン250」試乗インプレ&解説(太田安治)

最高出力31馬力のエンジンはショートストローク&高圧縮の設定。7000〜10000回転をキープし、パワーを使い切っての走りは爽快そのもの。ストリートをキビキビ走るなら6000回転以下に落とさないよう2〜4速を使い分けることがポイントだ。

低中回転域では反応が穏やかで、トコトコ感もほとんどないが、個人的には乗りやすさ重視の日本車とは違う「操る楽しさ」を前面に出した特性に魅力を感じる。なお、6速・100km/h時は約6700回転。振動も少なく、高速巡航は思いのほか快適だった。

積極的な操作を求めるエンジンに対して、ハンドリングは意外におとなしめ。しなやかに動く前後サスペンションで乗り心地が良く、アップライトなライディングポジション、座り心地のいいシートと併せ、通勤通学からツーリングまで守備範囲が広いのも特徴。

画像2: ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン250」試乗インプレ&解説(太田安治)

峠道では「やや飛ばし気味」のペースが合う。適度な車体剛性と奥で踏ん張ってくれる前後サスペンションでギャップに強く、ブレーキングや切り返しでラフに扱っても穏やかに反応するから、経験の浅いライダーでも不安なくコーナリングを楽しめる。

インド製MRFのタイヤはブロックパターンで、常識的なペースなら素直な旋回性で扱いやすく、未舗装路にも臆せずに入り込める。ただし最低地上高はさほど高くないから大きめのギャップ超えは慎重に。

個性的なルックスながら、中身は正統派ロードスポーツ。このパッケージングで税込60万円を切り、コスパも秀逸。ハスクバーナ・モーターサイクルズという由緒あるブランドのマシンがこの価格で手に入るのも大きな魅力だ。

ハスクバーナ・モーターサイクルズ「スヴァルトピレン250」主なスペックと価格

全長x全幅x全高:NA
ホイールベース:1357±15.5mm
最低地上高:145mm
シート高:835mm
車両重量:約153kg(半乾燥)
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量:248.8cc
ボアxストローク:72×61.1mm
圧縮比:12.5
最高出力:31PS/9000rpm
最大トルク:2.45kg-m/7250rpm
燃料供給方式:FI
燃料タンク容量:約9.5L
キャスター角/トレール量:65°/95mm
変速機形式:6速リターン
ブレーキ前・後:φ320mmディスク・φ230mmディスク
タイヤサイズ前・後:110/70R17・150/60R17

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