2020年6月30日、日本ミシュランタイヤは新スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイススノー)」を発表。2020年8月11日から順次発売される。

氷上だけでなく、雪上やウエットなどあらゆる路面での性能を向上

フランスのタイヤメーカーであるミシュランがX-ICE3+をフルモデルチェンジ、新しいスタッドレスタイヤ「X-ICE SNOW」として発表した。2004年に始まったX-ICEシリーズはモデルチェンジとともに名称の数字も大きくなってきたが、新タイヤは「4」ではなく「SNOW」となる。

これはトータルフォーマンスに優れたタイヤ開発をポリシーとするミシュランらしいもので、近年危険視されているミラーバーンやブラックアイスバーンを含む氷上での性能を高めるだけでなく、降雪時や圧雪路などでの駆動性や走破性なども高めた。ウインターシーズンにおける多くの路面で優れた性能を発揮するために開発されたのだ。

タイヤサイズは14インチから22インチまでSUV用を含む全84サイズを用意されて、8月11日から順次発売予定となっている。

画像: ミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE SNOW」は従来モデルと比較してアイスブレーキング性能で9%、雪上ブレーキング性能で4%の向上を達成している。

ミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE SNOW」は従来モデルと比較してアイスブレーキング性能で9%、雪上ブレーキング性能で4%の向上を達成している。

X-ICE SNOWではコンパウンドを新開発、タイヤ接地面に不均一な凹凸をつくるエバーウインターグリップ(EverWinterGrip)コンパウンドを採用することによって、水膜を破って接地する高いアイスグリップ効果を発揮する。

この凹凸、微小な粒状のポリマーベース素材をコンパウンドに配合させることで実現するが、タイヤ磨耗により次の粒が頭を出して効果を長期にわたって持続することができる。これは、新デザインのVシェイプトレッドパターンと組み合わせることによってエッジ効果も高められ、氷上性能を強化しているという。これによって従来モデルのX-ICE3+と比較してアイスブレーキング性能で9%向上したという。

このコンパウンドは氷上でのグリップ性だけでなく、降雪時には雪を踏み固めて駆動性を高める「雪踏み効果」も発揮するという。また、トレッドパターンに配置されている厚みのあるサイプとの相乗効果によって、雪上ブレーキング性能はX-ICE3+との比較で4%向上。

ほかにも、トレッドの接地面に対する溝の比率「ボイドレシオ」を増加、最適化することでシャーベット路面やウエット路面でのグリップ性能を高めている。またブロック剛性を確保する「クロスZサイプ」がさまざまな路面で高いハンドリング性を実現するなど、スタッドレスタイヤとしてのトータルフォーマンスを向上させてきたと言えそうだ。

画像: ミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE SNOW」のサイズリスト。8月11日からの順次発売となる。

ミシュランの新スタッドレスタイヤ「X-ICE SNOW」のサイズリスト。8月11日からの順次発売となる。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.