「ジュディ虹の彼方に」「ドクター・ドリトル」と注目の新作への出演が続くジェシー・バックリー。歌手としての顔も持つアイルランドの注目女優が、その圧巻の歌唱力が話題を呼んだ出世作「ワイルド・ローズ」について語ります。

魂が乗り移ったような熱演と圧巻の歌唱力に世界中が虜に

© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018

ジェシー・バックリー

「ジュディ虹の彼方に」など話題作に続々と出演し、知名度急上昇中のアイルランド女優。英国BBCのオーディション番組で2位になるなど歌手としてブレークし、2010年女優デビュー。歌手として成功を夢見るヒロインを演じた「ワイルド・ローズ」ではその歌唱力が話題に。1989年12月28日生まれの30歳。

「ジュディ虹の彼方に」でレネー・ゼルウェガー演じるジュディ・ガーランドを支えるマネージャーを演じ、一躍脚光を浴びたアイルランド女優ジェシー・バックリー。

「ドクター・ドリトル」ではヴィクトリア女王、TVドラマ「チェルノブイリ」では原発作業員の未亡人を演じるなど立て続けに話題作に出演しているが、彼女が世界中にその名を轟かせ、現在の快進撃のきっかけとなったのが本作「ワイルド・ローズ」だ。

女優だけでなくシンガーソングライターとしても活躍する彼女が演じるのは、歌手を夢見るシングルマザーのローズ。その魂が乗り移ったような熱演と圧巻の歌唱力に世界中が虜になった。本人も『すごい経験』だったという撮影を振り返ってもらった。

“ この映画が大きな夢を持つ活力になることを願うわ ”

画像: “ この映画が大きな夢を持つ活力になることを願うわ ”

──最初に「ワイルド・ローズ」の脚本を読んだときどのように感じましたか?

『これは正直な話で、とても大切な話で、社会的、政治的な話で、心温まる話で、登場人物が生き生きとしていた。ヒロインのローズが人間的で完璧ではないからこそ、完全に彼女に感情移入ができた。本作は、平凡な人がハンディキャップを超えて偉業を成す物語だと思う。社会から追いやられ、片隅でしか生きられない人々の物語。

ローズが刑務所の内外で出会うそういった人々は、理想の場所に行くことを夢見ても、夢をつかむ機会が決してない。そんな環境の中でも、ローズという女性は勇敢で意志が強く、夢を叶えるハングリー精神を持っている。本作はそんな彼女と周囲の人々を描いている。この映画が、機会を与えられない人々が大きな夢を持ち、それを叶えようとする活力になることを願うわ』

──あなたは実際にシンガーソングライターとしても活躍されていますが、映画の中で歌うという体験はいかがでしたか?

『歌うシーンではどうしてローズは歌いたいのか、歌うことで彼女はどんな感情になるのか、役の背景を考えながら歌うようにしたわ。アビーロードスタジオでレコーディングしたとき、一緒に演奏したミュージシャンたちのことを考えたりしていたら、私ってなんてすごい経験をさせてもらっているのだろうと思って床に寝そべって泣いてしまった。イギリスでトップクラスのフォークやカントリーのアーティストと働けるなんて本当に信じられない。私の音楽体験に影響を与えた人に会えたのはすごい経験だった』

──ラスト5分の歌唱シーンはとりわけ圧巻でした。

『映画のエンディングソングは“グラスゴー”というオリジナル曲で、撮影の2か月前にこの曲が届いた瞬間に、「これだ!」という感じがした。この曲は映画の要素をうまく捉えていたわ。自分の人生からできる限り逃げようとするけれど、結局は本当の自分からは逃げられないと悟る女の子のことを歌っている。まるで3分の映画のように感じられた。映画の物語がこの3分の中に表現されているの』

──この映画からどんなことを受け取ってもらいたいですか?

『人間の持つ強さと弱さを両方感じて欲しいわ。完璧な人なんていないし、誰にだってチャンスは巡ってくる。この映画はそれを応援して後押ししてくれる物語だと思う』

「ワイルド・ローズ」2020年6月26日(金)公開

歌手を夢見るシングルマザーを最旬女優が圧巻の歌唱力で熱演

実在の人物をモデルに、カントリー歌手になる夢に向かって突き進んでいくシングルマザーの葛藤と成長を描く感動の音楽ドラマ。全曲吹き替えなしで主演を務めるのは「ジュディ虹の彼方に」で注目された新進女優ジェシー・バックリー。

「リトル・ダンサー」のジュリー・ウォルターズ、「ホテル・ルワンダ」のソフィー・オコネドーらが脇を固める。監督は「イントゥ・ザ・スカイ気球で未来を変えたふたり」のトム・ハーパー。

グラスゴーを出てカントリー歌手になることを夢見ているローズ(ジェシー)。だが刑務所から出たばかりで、二人の子どもを抱えるシングルマザーの彼女にとって、夢の舞台はあまりにも遠い場所だった。不器用な生き方しかできない彼女は母や子どもともうまく関係を築けないが、家政婦として働き始めたことで思わぬチャンスが舞い込んでくる。

登場人物

ローズ=リン・ハーラン(ジェシー・バックリー)

画像1: 登場人物

刑務所帰りのシングルマザー。カントリー歌手として成功を夢見る。

マリオン(ジュリー・ウォルターズ)

画像2: 登場人物

ローズの母。母としての責任感がないローズと衝突が絶えない。

スザンナ(ソフィー・オコネドー)

画像3: 登場人物

ローズの歌声に魅了される資産家。ローズにチャンスをもたらす。

ワイルド・ローズ
2020年6月26日(金)公開

原題:ワイルド・ローズ
製作国:イギリス
製作年:2018
時間:1時間42分
配給会社: ショウゲート
監督:トム・ハーパー
出演:ジェシー・バックリー、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ

© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.