先日、中断していたMotoGPのカレンダーが公開されましたが、量産車ベースのロードレースの最高峰であるSBK=世界スーパーバイク選手権も、新たな今後のカレンダーを公表しました!

期日が公表された第2戦〜第7戦のうち、4戦はスペイン国内での開催!

3月初旬に行われた開幕戦オーストラリアを終えてから以降、COVID-19の世界的感染拡大により中断を余儀なくされていたSBKですが、第2戦から第7戦までのカレンダーが公表されました。非常に興味深いのは期日が確定しているこれら6戦のうち、大部分を占める4戦はスペインでの開催となっていることです。

画像: 2020年シーズン開幕戦オーストラリアの光景。レース1はヤマハ新加入のトプラック・ラズガットリオグルが優勝。2日目のスーパーポールレースはSBK連覇中の絶対王者のジョナサン・レイが勝利。そしてレース2はカワサキ新加入のアレックス・ロウズが優勝しました。 race.yamaha-motor.co.jp

2020年シーズン開幕戦オーストラリアの光景。レース1はヤマハ新加入のトプラック・ラズガットリオグルが優勝。2日目のスーパーポールレースはSBK連覇中の絶対王者のジョナサン・レイが勝利。そしてレース2はカワサキ新加入のアレックス・ロウズが優勝しました。

race.yamaha-motor.co.jp

再開初戦となる第2戦は7月末の31日から8月2日の間、スペイン・ヘレスサーキットで開催。その次の週末となる8月7日から9日は、ポルトガルのポルティマオにて第3戦を開催。8月末の28〜30日には、再びスペインに戻ってモーターランドアラゴンで第4戦を開催しますが、続く第5戦も同じアラゴンで、9月4〜6日の期間に開催されることになっています。

画像: www.worldsbk.com
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9月18〜20日に開催される第6戦もスペインのバルセロナ-カタルーニャですが、カタルーニャ語圏ということなので、ある意味国境を跨いでいる的・・・ということなのですかね? ※バルセロナの公用語はスペイン語というより、カタルーニャ語なのです。

第8戦からは・・・今後の状況次第ですね

10月2〜4日は、マニクールでのフランスラウンドが第7戦として開催。その後の10月9〜11日のアルゼンチン、 11月6〜8日のイタリアは期日こそ公表していますが、TBC = To Be Confirmed ( 確認中)ということで未だ開催可能かどうかは定かではありません。

そして第10戦イギリス、第11戦オランダ、最終戦となる第12戦カタールについては期日が公表されておらず、TBD=To Be Determined/Dated (現在未決定だが、将来決定する)ということになっています。

画像: 2019年のイギリスラウンド。王者のJ.レイ(カワサキ)はレース1、スーパーポールレース、レース2をすべて勝利しました。プロテスタント/カトリック関係なく、英国・アイルランド系のライダーが長年王者争いの主役であるSBKは、英国圏での人気が高いロードレースのカテゴリーです。果たして2020年度のイギリスラウンドは、無事に開催されるのでしょうか? www.monsterenergy.com

2019年のイギリスラウンド。王者のJ.レイ(カワサキ)はレース1、スーパーポールレース、レース2をすべて勝利しました。プロテスタント/カトリック関係なく、英国・アイルランド系のライダーが長年王者争いの主役であるSBKは、英国圏での人気が高いロードレースのカテゴリーです。果たして2020年度のイギリスラウンドは、無事に開催されるのでしょうか?

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COVID-19対策として、移動制限的に欧州大陸での開催を中心にする・・・という措置は、MotoGPのカレンダー設定と基本的に同じ考え方のようです。もちろん未知の感染症であるCOVID-19の影響により今後がどうなるのかは定かではありませんが、無事に第2〜12戦がすべて開催されて、各レースでの熱いバトルを楽しめることを・・・祈りたいですね!

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