2020年6月11日、ホンダ(本田技研工業)は燃料電池車、クラリティ フューエルセル(CLARITY FUEL CELL)の個人向けリース販売を開始した。

電動車ならではの静かでなめらかなドライブフィール

水素を使って発生させた電気によってモーターを駆動する燃料電池車両として、2016年3月にホンダが発売したクラリティ フューエルセル。5人乗りセダンとしては比較的大きな全長4915mm/全幅1875mm/全高1480mmというボディを持ち、これは同社の現行アコード(同4900mm/1860mm/1450mm)とほぼ同等のサイズ感である。

1回の水素充填は3分ほどで完了し、満充填でおよそ750kmの航続可能距離を実現。しかも、走行中はCO2を出さず、水を排出するだけである。搭載するモーターは130kW(177ps)/300Nmを発生して前輪を駆動し、それによる静粛性の高さと滑らかな駆動性も特徴のひとつとなっている。

2019年12月にはドアミラーやアルミホイールのカラーを変更して質感を向上、紫外線(UV)と赤外線(IR)をカットするガラスを採用するなど、ユーザーからの意見・要望に応えるかたちで室内空間の快適性を高めるマイナーチェンジを受けたばかりだ。

画像: ホンダの燃料電池車クラリティ フューエルセルは5人乗りのセダン。燃料電池車だけでなく、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)もラインアップする。

ホンダの燃料電池車クラリティ フューエルセルは5人乗りのセダン。燃料電池車だけでなく、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)もラインアップする。

このクラリティ フューエルセルは車両価格が783万6400円と発表されているが、実際はリースのみなので、その料金はこの車両価格をベースにリース期間などによって割り出されることになる。また、取り扱いはホンダカーズの一部店舗ということだ。

国が設けている購入補助金や優遇税制などだけでなく、地方自治体によっても独自の助成金制度を設けているところも多く、次世代自動車を個人で所有するハードルは徐々にさがりつつある。5人乗り燃料電池車として、クラリティ フューエルセルもひとつの選択肢になることだろう。

ホンダ クラリティ フューエルセル 主要諸元

●全長×全幅×全高=4915×1875×1480mm
●ホイールベース=2750mm
●車両重量=1890kg
●電動機=交流同期電動機(MCF4)
●最高出力=130kW(177ps)/4501-9028rpm
●最大トルク=300Nm/0-3500rpm
●駆動方式=FF
●タイヤサイズ(前後)=235/45R18

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