映画『エレファント・マン 4K修復版』が2020年7月10日(金)より全国にて緊急公開することが決定。合わせて予告編も解禁された。
画像: 映画『エレファント・マン 4K修復版』予告編 youtu.be

映画『エレファント・マン 4K修復版』予告編

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画像: 不朽の名作『エレファント・マン』4K修復版で緊急公開決定

「僕は動物じゃない、僕は人間なんだ」

第53回米アカデミー賞にて、作品賞、主演男優賞、監督賞など主要8部門ノミネート、同年の英国アカデミー賞では作品賞と主演男優賞、製作デザイン賞を受賞した『エレファント・マン』。

この言わずと知れた不朽の名作が本国公開から今年で40年を迎えるにあたり、デイヴィッド・リンチ監督自身の監修によりデジタルリマスター化。幻想的な世界観はそのままに、より美しく蘇った『エレファント・マン 4K修復版』として”緊急“公開される。

本作は、19世紀のロンドンで”エレファント・マン“と呼ばれた実在の青年ジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を描いた感動作。長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』(77)でカルト的な人気を得つつも、当時、弱冠33歳だった新鋭デイヴィッド・リンチ監督の名を一躍世界中に轟かせることとなった作品だ。

日本では1981年5月に公開され、国内外合わせたその年の全公開作品の中でナンバーワンの配収を記録。社会現象とも言える一大ブームを巻き起こした。米タイム誌が選ぶ「カラー時代のモノクロ映画ベスト10」で、『ベルリン・天使の詩』(87/ヴィム・ヴェンダース)、『シンドラーのリスト』(93/スティーヴン・スピルバーグ)などを抑え、堂々の1位を獲得している。

フランケンシュタインやドラキュラなどが登場する、怪奇映画監督としても知られるフレディ・フランシスが撮影監督として参加。彼がこだわったモノクロ映像特有の光と影、19世紀末の退廃的なロンドンの町並みが、このたびの4K修復にて、より幻想的によりクリアになったことで、メリックの喜びと絶望のコントラストも一層鮮やかに映し出している。

このたび解禁された予告編では、修正前、修正後の映像が比較できる他、エレファント・マンとして見世物小屋に立つ青年ジョン・メリック(ジョン・ハート)の姿を初めて見て、衝撃で涙するトリーヴズ医師(アンソニー・ホプキンス)の姿などが切り取られている。

好奇の目にさらされ民衆に追いかけられるメリックが「僕は動物じゃない、僕は人間なんだ」と死に物狂いで訴える。差別や偏見がいまだ無くならない世の中で彼の真っ直ぐなメッセージが胸を打つ予告編となっている。

様々な人間の内面に宿る、美しさ、残酷さが見せつけられる本作で、人間の尊厳をD・リンチは丁寧に描き出している。人間としての一生を全うしたいと願うメリックが選択する結末は、永遠に映画ファンの心に涙と共に刻まれ続けることだろう。

エレファント・マン 4K修復版
2020年7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国“緊急”公開
配給:アンプラグド
©1980 BROOKSFILMS LTD

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