NCロードスターの特別・限定・追加モデルを紹介するこの企画の第4弾は、2006年8月に追加されたロードスターとして初の電動ルーフシステムを装備した「パワーリトラクタブルハードトップ」だ。

電動ルーフ化による車両重量増はわずか37kg

画像: 電動ルーフ化による車両重量増はわずか37kg

これまでの歴代ロードスターは、脱着式のハードトップがオプションで用意されていた。ソフトトップとは異なるクールなスタイリングも魅力的だが、やはり出先でオープンスタイルにできなかったり、外したときの置き場所に困ったりと使い勝手に難があったのも事実だ。それらの悩みを一気に解決したのが、電動ルーフシステムを採用した「パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)」だ。

操作しやすい電動開閉システムを備えたルーフ素材は樹脂製なので、格納機構などを含めても車両重量はわずか37㎏増に留めている。またソフトトップのロードスターをベースしているにもかかわらず、RHT化によるスタイルの違和感はまったくない。さらに、ソフトトップモデルと同様に、ルーフをホイールベース間のシートバックスペースに収納するという世界初(2006年6月マツダ調べ)の構造を採用したことでトランクスペースをまったく犠牲にしないなど、技術力の高さも証明した。

50:50の理想的な前後重量配分を実現

画像: 50:50の理想的な前後重量配分を実現

RHT化による走りの影響だが、37kgの重量増に対してサスペンションの改良やスタビライザー径の変更などにより、重量物が高いところにあるクローズ時のフラツキを抑制している。またルーフを車両中心に近いシートバックスペースに収納することで、50:50の理想的な前後重量配分を実現したことで、電動ハードトップ化のデメリットを感じさせない。さらに当時としては世界最速のルーフ開閉速度の12秒を記録している。

ルーフをクローズにした状態での走行は、ソフトトップとは比較にならないほど高い静粛性を誇る。高速走行時の風切り音なども効果的に抑えられ、ワンランク上のプレミアムオープンカーに仕上がっている。これまでのソフトトップでは快適性や防犯性に懸念を抱いていたユーザーも、納得できるモデルとして人気を博した。

車両価格(当時・税込)

●ロードスター RHT: 240万円(5速MT)、250万円(6速AT)
●RS RHT:270.0万円(6速AT)
●VS RHT:270.0万円(6速AT)、280.0万円(6速AT)

標準車とRS/VSの装備差

●ディスチャージヘッドランプ
●本革巻きステアリング
●本革巻きシフトノブ
●内装色サドルタン(VS)
●フルオートエアコン
●FM/AMラジオ+CDプレーヤー+4スピーカートルセン式スーパー LSD(RS)
●ビルシュタイン社製ダンパー(RS)
●205/45R17タイヤ(RS)

マツダ ロードスター RHT(NC型)主要諸元

●全長×全幅×全高:3995×1720×1255mm
●ホイールベース:2330mm
●重量:1130〜1140kg
●エンジン型式・種類:LF-VE・直4 DOHC
●排気量:1998cc
●最高出力:170ps/6700rpm
●最大トルク:19.3kgm/5000rpm
●トランスミッション:5速MT、6速MT、6速AT

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