2012年の初代型デビュー以来、改良を重ねて進化を続けてきたオールラウンダーSUV、CX-5の最新モデルに試乗した。
画像: 取材車のボディカラーはスノーフレークホワイトパールマイカ。オプションの電動スライドガラスサンルーフ装着車だ。

取材車のボディカラーはスノーフレークホワイトパールマイカ。オプションの電動スライドガラスサンルーフ装着車だ。

商品力は確実に向上したが気になる点も

2019年9月にクリーンディーゼルエンジン「スカイアクティブD」は、国内累計販売台数50万台を達成している。またCX-5は、クリーンディーゼルエンジンを搭載ししたSUVとして19年上半期販売台数ナンバー 1(自販連調べ)となった。

そんなマツダの好調なディーゼルエンジン販売、SUV販売を牽引しているのがCX-5である。そしてCX-5は、マツダのグローバル販売台数の実に約25%を占めるほどの人気モデルである。そんな人気車が19年12月に改良された。その詳細を報告する。

画像: 最高出力190ps、最大トルク450Nmを発生する2.2L 直4ディーゼルターボエンジンを搭載する。

最高出力190ps、最大トルク450Nmを発生する2.2L 直4ディーゼルターボエンジンを搭載する。

今回の改良では、パドルシフトが標準装備化され、マツダコネクト用のセンターディスプレイサイズが7インチから8インチに拡大された。さらにCX-30より導入されたオフロードトラクションアシストが採用され、悪路走破性も向上している。これはスタック時に4WDシステムとトラクションコントロールシステムの協調により接地輪への駆動力を最大化して悪路から抜け出すというものだ。

画像: 吸音材や遮音材を効果的に使い車内に侵入する騒音を抑制、エンンジン音を心地よく聞こえるようにした。

吸音材や遮音材を効果的に使い車内に侵入する騒音を抑制、エンンジン音を心地よく聞こえるようにした。

試乗モデルは、2.2L直4ディーゼルターボエンジンを搭載したXDである。街中で頻繁に使う回転域でのトルクフルな走りは、さすがマツダのディーゼルエンジンである。振動、騒音もうまく押さえ込まれていて走りも軽快、運転する愉しさが増している。さらに乗り心地も快適で上質なSUVに仕上がっていた。

画像: 体幹をしっかりと支えるシート構造を採用し、自然に足を伸ばした先にペダルがあるのもマツダ車の特徴。

体幹をしっかりと支えるシート構造を採用し、自然に足を伸ばした先にペダルがあるのもマツダ車の特徴。

商品力が確実に向上しているCX-5だが、不満がないわけではない。トランスミッションの6速ATにはさらなる多段化も望みたいしマツダコネクトの音声認識率も、もう少し向上してほしいと感じている。これは今後の進化を待ちたい。

そして今回は、19年10月に改良されたCX-8にも試乗した。このモデルも19年の3列シートSUV販売台数1位(2万3288台)という人気ぶりだ。

画像: 当日は同じく改良されたCX-8 25S Lパッケージにも試乗できた。

当日は同じく改良されたCX-8 25S Lパッケージにも試乗できた。

改良ポイントは、2.5Lガソリンの4WD車、2.5LターボのFF車追加に加えサブトランクボックスの容量拡大、オフロードトラクションアシストの採用、センターディスプレイの8インチ化などである。さらに3列目シートの充電用USB端子の追加、電動サンルーフの追加、2列目ベンチシートにワンタッチウォークイン機能の追加、アームレスト付コンソールボックスを備えたキャプテンシートに電動スライド&リクライニング機能の追加&ベンチレーション機能採用など利便性、快適性も向上している。CX-8も、さらなる人気モデルとしての地位を固めることだろう。(文:千葉知充/写真:永元秀和)

■CX-5 XD エクスクルーシブモード主要諸元
全長×全幅×全高=4545×1840×1690mm
ホイールベース=2700mm
車両重量=1710kg
搭載エンジン=直4DOHCディーゼルターボ
総排気量=2188cc
最高出力=140kW(190ps)/4500rpm
最大トルク=450Nm(45.9kgm)/2000rpm
トランスミッション=6速AT
駆動方式=4WD
燃料・タンク容量=軽油・58L
WLTCモード燃費=16.6km/L
タイヤサイズ=225/55R19
価格=4,009,500円

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