Jeepが毎年開催している「Jeep Real Photo Contest」は、日本全国のJeepオーナーが愛車と“本気で楽しむ瞬間”を収めた写真を募集している。昨年に引き続き、我々ロレンスもタッグを組み、優秀作品として選ばれた8名の方々へインタビューを実施。オーナーのみなさまのリアルなライフスタイルを追った。第8弾は憧れのWranglerで充実した毎日を送る森さんだ。
Wranglerが取り持った縁で結婚
2020年、今年入籍したばかりの森さん夫妻はもともと高校の同級生。ひょんなことから再会し話しをするうちに、お互い気になっているクルマがWranglerだと判明。意気投合し、そこからお付き合いが始まったという。
幼い頃から、トラックや重機など、大きなタイヤを履いた「働くクルマ」が好きで、なかでも消防車がお気に入りだったという森さん。なんと現在の職業は消防士だ。
「今の仕事に就いてからいろいろなクルマに乗ってきましたけど、コレッて思えるのがなくて……そんなときWranglerがフルモデルチェンジするという記事を雑誌で見て、すごくカッコいいと思ったんです」
そのときは買えるとも思わず憧れでしかなかったが、ディーラーで実車を見たら見事にハマってしまった。そんなタイミングで同級生だった奥様と再会。クルマの話をするたびに気持ちは高まってゆく。
当時はまだ婚約していなかったが、森さんはプロポーズするつもりでいたという。そして、「結婚したらきっと大きな買い物はできないだろう」と、思い切って購入を決意。結婚して子どもが生まれて……未来をイメージしたときに、自分たちが乗っているクルマはWrangler以外には考えられなかったそうだ。
憧れのクルマに乗っている自分を客観視
休日は海岸沿いにクルマを走らせたり、ちょっと遠出して神戸に買い物に行ったり、広島にお好み焼きを食べに行ったり。名古屋で開催されたアウトドアイベントに遠征したこともある。
取り回しがとてもいいので、街中でもストレスはないし、高速道路でロードノイズを感じることもない。
憧れのクルマに乗っていると、やはり自分たちのことを意識してしまうとか。「ビルのガラスに映ってる自分たちを見るといいなって思いますし、他の人にも、このクルマを見てください!っていう気持ちにもなります(笑)」
カフェに行ったときなども、座る場所からクルマが見えるように考えて駐車するんだとか。もうWranglerにベタ惚れである。
Jeepが新しい出会いをつくってくれる
普段、忙しく疲れがちだが運転席に座ると、ワクワクする気持ちの方が俄然強くなる。
ふたりは時間ができれば、香川県三豊市の父母ヶ浜に出かけることが多いとか。“日本のウユニ塩湖”とも呼ばれ、最近Instagramなどでも話題の観光スポットだ。
約1kmのロングビーチから眺める美しい夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれるほどの絶景。
ここに来て必ず立ち寄るのがビーチ前にある、ハンバーガーショップ「BAKE STUDIO OKAZAKI」だ。観光客や地元客で常に賑わう人気店だが、実はこの店のオーナー岡崎さんもJeep乗りでRenegadeを所有している。岡崎さんの奥様もJeepが大好きで、限定色が発売された2019年に購入したそうだ。
森さん夫妻と岡崎さん夫妻の4人、Jeep話で盛り上がったりすることも。
「地元の四国中央市にも僕と同じクルマに乗ってらっしゃる方が何人かいて、SNSで繋がっています」。Jeepが縁で新しい出会いが、次々と生まれているようだ。
自分自身をもっと高めたいと思うようになった
普段、森さんは勤務先の消防署まで自転車通勤しているが、仕事を終えて帰って来たとき、Wranglerが家の前にドーンと停まっているのが見えるとホッとすると言う。
結婚して、憧れのクルマに乗る……充実した時間を過ごせている自分を実感する瞬間だ。意識すると同時に、しっかり仕事をしないといけないという気持ちになるし、自分自身をもっと高めたいと思うようにもなった。
ふたりは今、今秋予定している結婚式に向けて準備している真っ最中だ。そのときは、クルマを披露宴会場に置いて、一緒に記念撮影をする予定。
Wranglerが繋ぎ、巡り合わせてくれたさまざまな縁。これからどんな出会いが待っているのか、愛車と過ごす未来を森さん夫妻は日々楽しみにしている。