初代(NA)ロードスターの特別仕様、限定モデル、追加モデルなどを紹介するこの連載企画の第2弾は、1991年8月3日に限定800台で発売された「ユーノス ロードスター Jリミテッド」だ。
画像: NAロードスター初の限定モデルとして登場した「Jリミテッド」。

NAロードスター初の限定モデルとして登場した「Jリミテッド」。

ユーノスブランド創業2周年を記念した限定モデル!

ロードスターはデビュー以来、国内で約4万7000台(1991年6月末集計)を販売。当初の販売目標は月1000台なので、2倍を超える販売台数を記録した。まさに絶好調の波に乗るロードスターに、ユーノスブランド創業2周年を記念したロードスター初の限定車「Jリミテッド」を発表した。販売台数は800台と絶好調のロードスターには弱気な数字だが、それには理由があった。

Jリミテッドに採用された特別色「サンバーストイエロー」は通常のカラーとは異なり、塗装工程にとても手間がかかるため大量生産できなかったのだ。一般的に黄色は退色が発生しやすいため、一般的なボディカラーの約4倍の工程が必要となり、その分コストが高くなってしまう。

画像: Vスペシャルで好評だったナルディ製ウッドステアリングとシフトノブを標準装備。オーディオ下の小物入れはJリミテッドから新採用された。

Vスペシャルで好評だったナルディ製ウッドステアリングとシフトノブを標準装備。オーディオ下の小物入れはJリミテッドから新採用された。

ナルディ製ステアリングとシフトノブを標準装備

Jリミテッドの特徴はボディカラーだけではない、その他の装備も特別なものが用意されていた。パワーステアリングをはじめ、パワーウインドウ、アルミホイール、ナルディ製ウッドステアリング&シフトノブ、ウッドパーキングレバー、スカッフプレートなど、Vスペシャル並みの豪華なアイテムを標準装備していた。

Jリミテッドの発売を機に小変更が行われ、運転席側のパワーウインドウはワンタッチ開閉タイプへと進化した。キー付きセンターボックスには新たにトランクオープナーを搭載し、使い勝手が大幅に向上している。さらにJリミテッド専用色のディタッチャブルハードトップもメーカーオプションとして設定されると同時に、ハードトップのリアガラスに熱線プリントが新採用されるなど、細かい部分が改良されている。

Jリミテッドは本革シートとCDデッキを省略したVスペシャルに近い豪華装備で、標準車モデルのプラス20万円、スペシャルパッケージの5万円アップに抑えた価格設定が好評で800台はすぐに完売した。

新車価格(当時・税別)

Jリミテッド 5速MT  190万円
Jリミテッド(DHT付) 209.5万円

Jリミテッド装備リスト

●専用色「サンバーストイエロー」
●パワーステアリング
●パワーウインドウ
●アルミホイール
●ナルディ社製ウッドステアリング&シフトノブ(MTのみ)
●ウッドパーキングブレーキレバーグリップ
●ステンレス製スカッフプレート

マツダ ユーノスロードスター(NA型) 主要諸元

●全長×全幅×全高:3970×1675×1235mm
●ホイールベース:2265mm
●重量:960kg
●エンジン型式・種類:B6・直4 DOHC
●排気量:1597cc
●最高出力:120ps/6500rpm
●最大トルク:14.0kgm/5500rpm
●トランスミッション:5速MT、4速AT
●タイヤサイズ:185/60R14

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.