鈴木さや香さんによる写真展「あなたが目を閉じるとき 私の躰を感じるでしょう」がキヤノンギャラリー銀座にて2月5日(水)まで開催中です。
毎日の暮らしの中で、幸せの温度を感じる温かい写真を大切に撮り続けている鈴木さん。
そして出産を機に、世界を見つめる眼差しが変化したという鈴木さん。
今回の写真展では、鈴木さんのこれからのはじまりに繋がるような新たな世界観の作品が発表されています。

最後の時を迎える建物の想い、そして人の想い

自分と関係のあった建物が取り壊されようとする最後の時、人は何を想い、何を感じるのでしょうか。
きっと誰にとっても自分が密に過ごした建物との別れは、どこかのタイミングでやってくるのかもしれません。
2018年に、約60年という時を経て、日本大学理工学部駿河台校舎5号館が解体されました。
そして5号館の解体にあたり、卒業生や在校生の皆さんが中心となり、時間をかけて建築の終わりと始まりについて考えるプロジェクト進行していました。
本展は、プロジェクト最終日に開催された「建築の葬式」の1日を、そのとても短く濃密な時間を、鈴木さんが5号館の目となり気持ちとなり見つめ、別れを惜しむ人々の姿を切り取ったドキュメンタリーです。

画像: ▲会場風景。会場では「建築の葬式」の様子を鈴木さんが切り取った写真と共に、同日、5号館で聴こえていた雨音や扉を開ける音、コピー機の音までも静かに耳に入ってきます。そして卒業生から集められた5号館の思い出も言葉となって、壁に写し出されていました。

▲会場風景。会場では「建築の葬式」の様子を鈴木さんが切り取った写真と共に、同日、5号館で聴こえていた雨音や扉を開ける音、コピー機の音までも静かに耳に入ってきます。そして卒業生から集められた5号館の思い出も言葉となって、壁に写し出されていました。

画像: ▲写真家、鈴木さや香さん。「5号館の最後の1日、そのとても短く濃密な時間をどう切り取り伝えていくか、今回の撮影はとても難しかったです。建物は話すことはできないからこそ、解体される5号館の立場になって、5号館の想いを言葉にするように、写真に撮ろうと思いました」と鈴木さん。

▲写真家、鈴木さや香さん。「5号館の最後の1日、そのとても短く濃密な時間をどう切り取り伝えていくか、今回の撮影はとても難しかったです。建物は話すことはできないからこそ、解体される5号館の立場になって、5号館の想いを言葉にするように、写真に撮ろうと思いました」と鈴木さん。

画像: ▲会場では、本展と同タイトルの写真集「あなたが目を閉じるとき 私の躰を感じるでしょう」(3,200円)も販売中です。また写真展にご来場された皆様に、会場と隣接するキヤノンショールームで、鈴木さんが撮影した鎌倉の写真のプレゼントも!

▲会場では、本展と同タイトルの写真集「あなたが目を閉じるとき 私の躰を感じるでしょう」(3,200円)も販売中です。また写真展にご来場された皆様に、会場と隣接するキヤノンショールームで、鈴木さんが撮影した鎌倉の写真のプレゼントも!

※「建築の葬式」は理工学部駿河台校舎5号館の解体を、建築の終わりと始まりについて考えるための機会と捉え、卒業生、在校生、ゲストとともに実施した一連の企画です。

展覧会情報

鈴木さや香写真展「あなたが目を閉じるとき 私の躰を感じるでしょう」

会場:キヤノンギャラリー銀座
住所:東京都中央区銀座3-9-7 TEL:03-3542-1860
会期:2020年1月30日(木)~ 2月5日(水)
開館時間:10時30分 ~ 18時30分(最終日は15時まで)
休館日:日曜日、祝日

鈴木さや香(スズキ サヤカ)さんプロフィール

撮影は、日常から広告まで。
暮らしに軸足を置き、自分の半径5メートル内くらいを大切に作品を発表している。

1982年生まれ。東京都出身。東京造形大学環境造形学部卒業。同大学の研究生課程修了。
映像演出の葉方丹氏に師事。TVやコマーシャル映像の制作に務める。
その後、写真家の山岸伸氏に師事。2012年2月独立。

写真展も多数開催し、最近では2017年に個展「2通目のLetter」(キヤノンギャラリー銀座、福岡、名古屋)を開催、2018年に「HELLO!HELLO!ME!」競作店で「花装」を発表(京橋72ギャラリー)。
一般社団法人 写真と暮らしの研究所の代表理事も務めている。今年3月27日には鎌倉の極楽寺にて写真と暮らしの店「Atelier Piccolo」をリニューアルオープン。

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