社会活動にも精力的に取り組む“本物のヒーロー”、ロバート・ダウニー・ジュニア。2020年3月20日(金)に主演最新作『ドクター・ドリトル』の公開も控える彼にインタビューを行った。(文・成田陽子/デジタル編集・スクリーン編集部)

ロバート・ダウニー・ジュニア
「アイアンマン」一作目から「アベンジャーズ/エンドゲーム」までアイアンマンを約10年にわたって演じ、“座長”としてメガヒットシリーズを牽引してきたMCUのリーダー。環境保護をはじめとする社会貢献活動にも熱心な“リアル・ヒーロー”としても知られる。「エンドゲーム」でアイアンマン役を卒業したが、今後のMCU作品で復帰のウワサも。動物と話せる名医を演じる主演最新作『ドクター・ドリトル』が2020年3月20日公開。

カメラの後ろ側に回るのもグッドアイデアかもしれないね

しばらくアクション映画が続いたロバート・ダウニー・ジュニアは、演技力が唸るようなドラマものに飢えてきたようで、珍しく往年の監督、ロバート・オルトマンの思い出などを話し出した。二人は「ショート・カッツ」(1993)や「相続人」(1998)などで一緒に仕事をしている。

『ボブ(オルトマン)は俳優をベストに使う監督だったと思う。父と同世代だったから余計懐かしさが募るんだ。撮影が終わってホテルに向かう僕に「セリフを覚えたりする無駄なことをするなよ!」なんて言葉を投げかけて、セリフより役を体で覚えることに時間をかけろとアドバイスしてくれたっけ』さらに現在89歳の名優ロバート・デュヴァルとの共演の思い出も嬉しそうに回顧する。

『2014年にロバート・デューヴォールと共演した「ジャッジ裁かれる判事」は僕が誇れる最近ではベストの作品だったと思う。良い現場は楽しい笑いと誰もが参加したくなるような音楽みたいな雰囲気にあふれているのだが、「ジャッジ 裁かれる判事」がそうだった』

そして「アベンジャーズ/エンドゲーム」でアイアンマン役をひとまず卒業した後の計画を語ってくれた。

『マーベル映画にひとまずブレークを入れて、本格的なドラマに取り組もうと思っている。オスカー・アイザックがシェークスピアの「冬物語」を一緒にやらないかと持ちかけてきた。最近稀に見る根性がある役者だ。監督をしたらどうだと言ってきた。うーむ、カメラの後ろ側に回るのもグッドアイデアだと今はその気になっている。アーティストとしての限界に挑戦するのは大事なことだからね』

社会貢献活動にも今後ますます力を入れていくという。その姿はまるで本物のトニー・スターク/アイアンマンのようでもある。

『尊敬するイーロン・マスク(電気自動車会社テスラの発明者兼オーナー)と組んでYouTubeで8個のチャプターからなるシリーズ「ジ・エイジ・オブ・AI」をスタートした。僕のアイアンマンをフックとしてプレゼンテーションをし、これから、AI(人工知能)の仰天の進歩を見せていく。

環境保護も大きな課題だ。ロボットを使って地球を綺麗にしようという運動のリーダーとしてグループを結成し、現在、プログラムを作成している。3人の子供のためにもこういう活動に励まないといけないし、僕自身、社会の役に立ちたいと心から思っているから』主役を演じる「ドクター・ドリトル」ではトレードマークの豊かなコミカル・センスに溢れた動物博士を見せてくれるはず。

主演最新作『ドクター・ドリトル』場面写真初解禁!

画像: 主演最新作『ドクター・ドリトル』場面写真初解禁!

ロバート・ダウニー・ジュニアの2020年最初の主演作となるのが『ドクター・ドリトル』。「アベンジャーズ」でスーパーヒーローたちを束ねてきたダウニーが、今度は“動物と話せる名医”となり、キュートでユニークな動物たちと大冒険を繰り広げる。

本作は100年もの間愛され続けるベストセラー児童文学『ドリトル先生』を新たに映画化したもの。動物たちと話すことができる変わり者の名医・ドリトル先生は、様々な動物たちとひっそりと暮らしていたが、若き女王が重い病に倒れたと聞き、女王を救える唯一の治療法を求めて、動物たちと伝説の島に冒険の旅に出発する。

“名医ダウニー”が個性豊かな動物たちとどんな冒険を繰り広げるのか今から期待が高まるが、注目は動物たちを演じるボイスキャストたち。頑固なオウムにはオスカー女優エマ・トンプソン、臆病なゴリラには「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックが扮するほか、オクタヴィア・スペンサー(アヒル)、マリオン・コティヤール(キツネ)、レイフ・ファインズ(トラ)、セリーナ・ゴメス(キリン)など全員主役級の顔ぶれが勢ぞろい。またスパイダーマン役で知られるトム・ホランドが、ドリトル先生の愛犬として再びダウニーと共演。“師弟コンビ”による絶妙な掛け合いも見られそうだ。

画像: 【インタビュー】ロバート・ダウニー・ジュニアが2020年に目指す先とは

「ドクター・ドリトル」に出演を決めたのは、自分が対応できる範囲で、楽しい子ども向けの作品に関わりたいと思っていたからなんだ。僕には子どもがいて、最年長は26歳だが、彼だけは13年ぐらい前から僕の作品を見てくれている。でも他のまだ幼い子どもたちはプレミア上映の晩はこれまでいつも家で留守番だった。だからプレミア上映に子どもたち全員と出かけられる映画があれば楽しいな、と思っていた。

作品自体のほのぼのした無垢な冒険や、人間同士の交流や共感といったテーマにも惹かれた。宇宙からの侵略の泥沼劇にしばらくハマっていたので、今度は自分が子どもの頃に見ていた映画に立ち戻った作品をやってみたいという気持ちがあったんだ。

『ドクター・ドリトル』
2020年3月20日(金)公開
監督:スティーヴン・ギャガン/出演:ロバート・ダウニー・ジュニア、 アントニオ・バンデラス、マイケル・シーン/配給:東宝東和
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Photo by Jeff Vespa/Contour by Getty Images

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