カメラの仕組みや細かいことは分からないけど、簡単にきれいな写真が撮れればいい! そんな方へ向け、いちツーリングライダーとしてwebオートバイ編集部員の西野がいま最も気になっているカメラを紹介します。
※カメラに詳しい方は読み飛ばしてください!

ハイスペックコンデジは、携行性と画質・撮れる写真の幅を考慮するとバランス的にちょうどいいと思う!

ツーリングのときに持つカメラ、最近はスマホでOKという人も増えていますよね。ただ、僕はどうしても「望遠」が使いたくて、ツーリングではもちろん、日常的にコンパクトデジカメを携行しています。

ここ10年ほどはキヤノン一筋。で、これまで普段携行してきたのは、「PowerShot G16」です。

画像: Canon PowerShot G16

Canon PowerShot G16

この「G+数字」のシリーズは、レンズ交換はできないけれど、携帯電話のカメラよりは断然きれいに撮れるハイスペックコンデジとして人気を博していました。

G16では何万枚も撮影していきました。タフで壊れたこともなく、これまでの働きっぷりには非常に満足しています。

しかし、G16が発売されたのは2013年9月のこと。そろそろ新しいのが欲しい、と思ったので、狙っているカメラをキヤノンさんに借りてみました。

それがこの「PowerShot G7 X Mark III」です!

画像1: ハイスペックコンデジは、携行性と画質・撮れる写真の幅を考慮するとバランス的にちょうどいいと思う!

「G16」を最後に「G+数字」の機種はなくなり、レンズ交換なしのハイスペックコンデジは、「G7 X」や「G1 X」「G5 X」などなど「G+数字+X」のシリーズに移行されています。

この「PowerShot G7 X Mark III」は、2019年8月1日に発売されたニューモデル。前モデル「Mark II」は、2016年4月に発売されたので、同じペースなら「Mark III」もG7 Xシリーズでは、まだ3年間ほどは最新モデルとなりそう。

さて、僕の使っているG16と比べていると……小さい!

画像2: ハイスペックコンデジは、携行性と画質・撮れる写真の幅を考慮するとバランス的にちょうどいいと思う!

しかし、センサーは1.0型と大きく、より一眼レフに近いコンデジとなっています。

デジカメの進化はバイクやパソコンと同じく日進月歩。6年も違えば、もうだいぶ別物です。

僕は一眼レフも使いますが、コンデジで撮影するときは、ほとんど「P」(プログラムオート)しか使いません。で、レンズの望遠率を変えるだけ。

なので、詳しい解説はできませんが、一度ツーリングで使って、いいなと思った点をご紹介します。

※以降の作例はいずれもプログラムオートで撮影し、ホワイトバランスもオート。露出補正も±0のままです。

①ピントを合わせるのが簡単

画像: バイクにピント。 (絞り値:F4/シャッタースピード:1/1000秒/ISO:125)

バイクにピント。
(絞り値:F4/シャッタースピード:1/1000秒/ISO:125)

画像: 富士山にピント。 (絞り値:F4/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

富士山にピント。
(絞り値:F4/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

液晶モニターがタッチパネルになっていて、ピントを合わせたい位置を触るだけで、選択できます。

いまではスマホもそうですが、やはり便利。直感的に誰でも思った通りに撮れる嬉しい機能です。

②「チルト液晶」でハイアングルとローアングルが楽!

画像1: ②「チルト液晶」でハイアングルとローアングルが楽!

液晶モニターが上下に可動できます。上方向約180度、下方向約45度。

これがあると撮影が楽なんですよね。しかもクルンとレンズの方まで回転できるので、自撮りも液晶を見ながら行なえます。

画像2: ②「チルト液晶」でハイアングルとローアングルが楽!

セルフタイマーで撮影するときも楽でした。

画像: セルフタイマーで撮影。 (絞り値:F4.5/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

セルフタイマーで撮影。
(絞り値:F4.5/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

③軽い・コンパクト、なのに超きれい!

結局はこれにつきます。いかにきれいに撮れるのか。かつ、持っていくときにいかに楽か。

画像: 写真:キヤノン公式サイトより cweb.canon.jp

写真:キヤノン公式サイトより

cweb.canon.jp

サイズと重さはご覧の通り。ズボンのポケットには厳しいですが、パーカーやジャケットのポケットなら楽に入るでしょう。

なのに、写りは驚くほどくっきり。

画像: PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。緑の色が綺麗で葉っぱの描写も細かいです。このサイト上では低解像度のものしか載せられませんが、元データを見ると葉っぱ一枚一枚がくっきりしていて驚きました。空の薄い青色も拾えていますね。 (絞り値:F4/シャッタースピード:1/1250秒/ISO:125)

PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。緑の色が綺麗で葉っぱの描写も細かいです。このサイト上では低解像度のものしか載せられませんが、元データを見ると葉っぱ一枚一枚がくっきりしていて驚きました。空の薄い青色も拾えていますね。
(絞り値:F4/シャッタースピード:1/1250秒/ISO:125)

画像: PowerShot G16で撮影。いまでも充分使えます。だけど最新機種と比べるとやっぱり見劣りしますね。 (絞り値:F2.8/シャッタースピード:1/800秒/ISO:80)

PowerShot G16で撮影。いまでも充分使えます。だけど最新機種と比べるとやっぱり見劣りしますね。
(絞り値:F2.8/シャッタースピード:1/800秒/ISO:80)

ちょっと暗い場所や屋内でも手持ちでばっちり使えました。

画像: PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。 (絞り値:F2.2/シャッタースピード:1/80秒/ISO:250)

PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。
(絞り値:F2.2/シャッタースピード:1/80秒/ISO:250)

画像: PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。 (絞り値:F2/シャッタースピード:1/60秒/ISO:125)

PowerShot G7 X Mark IIIで撮影。
(絞り値:F2/シャッタースピード:1/60秒/ISO:125)

それからやっぱりズーム機能がいいですね。搭載されているレンズは35mmフィルム換算で24-100mm(光学4.2倍ズーム)。

画像: スマホではこういう風にしか撮れない景色も……

スマホではこういう風にしか撮れない景色も……

画像: PowerShot G7 X Mark IIIの光学ズームならここまで寄ることができました。 (絞り値:F5/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

PowerShot G7 X Mark IIIの光学ズームならここまで寄ることができました。
(絞り値:F5/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

さらに「プログレッシブファインズーム」を使うことで200mm相当、約8.4倍まで望遠機能が使えます。

プログレッシブファインズームというのは高性能なデジタルズームのことをいうらしいです。基本的にデジタルズームは要はトリミングだと思ってあまり使ってきませんでしたが、「PowerShot G7 X Mark III」のこのズームは満足できる画質で記録できました。

画像: スマホでは富士山が写っているのがぎりぎり分かるくらいでしたが、PowerShot G7 X Mark IIIのプログレッシブファインズームなら、このとおり! これこそ、コンデジや一眼レフの魅力です。 (絞り値:F5.6/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

スマホでは富士山が写っているのがぎりぎり分かるくらいでしたが、PowerShot G7 X Mark IIIのプログレッシブファインズームなら、このとおり! これこそ、コンデジや一眼レフの魅力です。
(絞り値:F5.6/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:125)

「PowerShot G7 X Mark III」で撮影した写真は、こちらの記事からもご覧いただけます。

ツーリングから帰ってきた後、パソコンでデータを確認したら、あまりのきれいさに驚きました。日に日に欲しくなるばかり。

2019年12月24日現在の実勢価格は、最安値で8万1,000円くらい。

値段だけパッと見るとお高いですが、パフォーマンスを考えると、仕方なし。

発売されたカメラは月日を追うごとにじわじわと安くなっていくものですが、いま買えばおそらく約3年はこのカテゴリーの最高峰のものを使えます。悩ましい……。

画像: G16もそうでしたが、Gシリーズはカメラ本体のデザインが武骨でかっこいい。内蔵ストロボもいい感じ。

G16もそうでしたが、Gシリーズはカメラ本体のデザインが武骨でかっこいい。内蔵ストロボもいい感じ。

画像: 望遠レンズ付きの一眼レフと比べると、こんなにコンパクト。買ったらもう一眼レフはあんまり使わなくなっちゃうかも。

望遠レンズ付きの一眼レフと比べると、こんなにコンパクト。買ったらもう一眼レフはあんまり使わなくなっちゃうかも。

画像: ブラックもいいけれど、このシルバーも昔ながらの雰囲気があってグッときます。 (写真:キヤノン公式サイトより) cweb.canon.jp

ブラックもいいけれど、このシルバーも昔ながらの雰囲気があってグッときます。
(写真:キヤノン公式サイトより)

cweb.canon.jp

さらに、キヤノンPowerShotにはほかにも「PowerShot G1 X Mark III」「G5 X Mark II」「PowerShot G9 X Mark II」などといった「G」シリーズがラインナップされています。

個人的に、ツーリングでは「G7 X Mark III」こそ、サイズ・機能のバランスが理想的だと思いましたが、もうちょっと考える余地はありそう。

この年末年始はそれらをもう一度調べながら、価格の変動を見続ける日々が続きそうです。

レポート:西野鉄兵

「PowerShot G7 X Mark III」の詳しいスペック等は、下のリンクからご覧ください。

キヤノン PowerShot G7 X Mark III 公式サイト

キヤノン PowerShot/IXY 公式サイト

今回は【キヤノン党・編集部員西野編】としてお届けしましたが、次回は【ニコン党・編集部員岩瀬編】を公開予定。

岩瀬先輩、ニコンのとある機種を買っちゃいました。自腹インプレをどうぞお楽しみに!

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