完結30周年を迎えた不朽の名作『あいつとララバイ』(楠みちはる)。その作中で登場するオートバイを紹介していきます。
 
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第21回/ディーブのスズキ「GSX1100S」

ニューヨークの凄腕チューナーであり、ボンバーの杉本や井田とも旧知の仲であるディーブがプライベートで乗る1100カタナ。

1980年のケルンショーでプロトタイプがお披露目され、81年に初代がデビューするや世界的なヒットとなり、94年には国内モデルも登場。125㏄、250㏄、400㏄、550㏄、650㏄、750㏄、1000㏄などにシリーズを拡大。

2000年に1100台限定で発売されたファイナル・エディションで1100カタナは終焉となった。

画像: スズキ GSX1100S 80年代初頭に世界を驚かせたのがGSX1100Sカタナ。ドイツ・ターゲットデザインの手による抜き身の日本刀をイメージしたという斬新なデザインは、「エンブレムを見ないとどのメーカーのバイクかわからない」などと揶揄された当時の日本車のデザイン評価を一変させ、今なお世界的に高い評価を得ている。

スズキ GSX1100S
80年代初頭に世界を驚かせたのがGSX1100Sカタナ。ドイツ・ターゲットデザインの手による抜き身の日本刀をイメージしたという斬新なデザインは、「エンブレムを見ないとどのメーカーのバイクかわからない」などと揶揄された当時の日本車のデザイン評価を一変させ、今なお世界的に高い評価を得ている。

カタナは性能やスペック的にはベースモデルとなったGSX1100Eと変らない。とは言っても、通称「ベコ」ことGSX1100EはGS1000Eから18馬力もアップした4バルブエンジン、オートテンショナー、大型エアクリーナー、新設計マフラーなどを採用するスポーツ・フラッグシップ。

「ベコ」に比べ「カタナ」がより絶版名車とされるのは、そのデザイン・パワーによるところが大きかった。

画像: 第21回/ディーブのスズキ「GSX1100S」

デザインの魅力により現在でも輝きを失わないバイクもまた、世界的に希有な存在だ。その証拠にGSX1100Sカタナをモチーフに2019年5月には新型KATANAが登場している。

『あいつとララバイ』で研二が乗った唯一のスズキ車が1100カタナであり、タンデムで走りながら、「あのディーブってひとすごいんじゃねェの」と、その仕上がりに驚いていた。

(次回は杉本&るみ子のVFR750Rをお届けします。お楽しみに!)

過去の回はこちらからご覧いただけます。

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